男の備蓄術 トップ > 備蓄について > 非常食を備蓄する前におさえておきたい四大原則
非常食を備蓄する前におさえておきたい四大原則を紹介します。
非常食だから食べられるだけまし、味よりも保存期間などを優先すべき。と考えてしまいがちですが、ライフラインが寸断され、避難所に避難するような事態に陥った時、避難生活そのものが苦痛を伴います。長期化すれば、ストレスも溜まるでしょう。
そんな時に食べる食事は、少しでも美味しく、少しでも幸せを感じられるような、そして食べる事で生き抜く活力が得られるような、そんな非常食にすべきではないかと思います。
非常食は、保存する事が前提となります。楽な保存とは以下のポイントになるかと思います。
避難所まで持って移動する必要があります。できるだけ軽いもの方が良いでしょう。
非常食を持って移動するという点で、軽い事と同様に小さい事も重要になります。かさばると移動が大変ですからね。
小さくても美味しくて、高カロリーなものを優先すると良いでしょう。
半年から1年間保存する事になります。夏の暑さで溶けてしまったり、傷んでしまうようではいけません。常温で保存できる事を考えて購入しましょう。
やはり出来る限り保存期間が長い方がよいでしょう。保存期間が短いと、その都度見直しをして、入れ替える回数が増えてしまいます。
1年に2〜3回程度で見直しと入れ替えができるくらいの保存期間が目安です。
備蓄するもの全てである必要はありませんが、電気やガス、水またはお湯などで調理しないでも食べられるものを用意しておくと良いでしょう。
そして手で簡単に開封できて、そのまま食べられるものを選びましょう。
これは特に小さい子供に言える事ですが、普段食べ慣れてないものを突然出しても、口にしない事があります。多少まずくても、大人は我慢できますが、子供はなかなか難しいものがあります。
そのために、非常食を買い揃える前に、まず試食をしてみる。または保存期間切れの入れ替え次期に食べて消費する等して、普段から非常食の味に慣れ親しんで置く事が重要になります。