不妊治療で思った事「経済的負担」：男の育児道

Tweet

振り返って思うのは不妊治療費ってとにかく高額だという事です。

治療がステップアップすると値段も

タイミング療法から人工授精、そして体外受精へ。ステップアップする度に治療費も同様にステップアップ。高額になっていきます。

私たち夫婦は共働きだったので最初はなんとかやっていけていたんですが、奥さんが働きながらだと頻繁に通院するのが難しい点、仕事によるストレスが妊娠の妨げになる点から、二回目の体外受精の時には退職しました。

なので妊娠に至るまでの最後の体外受精費用に関しては貯金を切り崩す事となりました。

助成金がアップしましたが

最近では助成金の金額がアップしてきている流れがあるようですが、その判断は各自治体に委ねられているので、地域によって格差があるようです。

私たちの住んでいる埼玉県では1回10万円から15万円に増額しました。

埼玉県／埼玉県不妊治療費助成事業のご案内

埼玉県では、不妊治療（体外受精及び顕微授精）を受けた方を対象に、その治療費に対して１回の治療につき１５万円まで、１年度当たり２回を限度に通算５年度まで助成をしています。

しかしはっきりいってこれでは全然足りません。体外受精の前には通院の度に血液検査、卵子の発育を促す注射があり、体外受精後にも毎日保険の効かない注射を打ち続けます。一回の通院で5,000円から15,000円軽くかかりました。

私たちは体外受精二回目で妊娠できたので経済的にはまだなんとかなりましたが、三回目、四回目となっていたら、奥さんの意思があろうとも経済的に断念しないといけない状況になっていたかもしれません。

まとめ