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制作部出身は結構大変!仕事を勝ち取る上で必要な3つの営業力とは?

フリーランスは高い作業スキルがあれば、それで十分と思われるかもしれませんが、それを売り込む営業力も重要な要素となってきます。

私のように制作部上がりでフリーランスになった人というのは結構多いと思います。制作部の人間が一番苦手なのは「営業」です。サラリーマン時代は「営業部」の人達が担ってくれますが、フリーランスになったら自分が営業マンにならないといけません。

営業力を鍛えて、ビジネスチャンスを広げていきましょう。

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コミュニケーション力

全ては人です

人と話すのが苦手、人付き合いが下手、そういった生来の性格上の理由から、比較的人と話さなくても済む、手作業の結果で評価される仕事についたという人もいると思います。

そしてフリーランスは、一人で仕事をするもの、だから人付き合いは必要ないと思われている方もいるかもしれません。

しかしそれは逆です。フリーランスは仕事をしている最中は確かに一人かもしれません。しかし本当に一人っきりではフリーランスとして存続し続ける事はできません。

全ての仕事は人との繋がりで成り立っています。

直接対面する事がなくメールやチャットだけの関係であっても、それは立派な人間関係。人と人との繋がりがあってこそ、仕事があるのです。

一期一会

いつどこでビジネスチャンスが生まれるか分かりません。新しい人との出会いは新しいビジネスチャンスの出会いでもあります。仕事の場だけでなく、どんな時でも「一期一会」の精神が大切です。

私自身も、元同僚や元取引先の方から突然連絡が来て、仕事を紹介してもらう事があり、人との繋がりの大切さを感じています。

本当のコミュニケーション力とは?

コミュニケーション能力とは、決して話が上手という事ばかりではありません。もちろん自分の伝えたいことを相手に分かりやすく伝えられる話術というものも重要ですが、それよりも、相手の話をきちんと聞けるという事の方が大切だと考えます。

話を聞けるだけでなく、相手の意図をしっかりと汲み取る事も大切です。

ビジネスマナー

口べたで人付き合いが苦手な人でも、まずは身なりや礼儀正しさを意識する事から始めてみましょう。

最低限度のビジネスマナーを身につけておく事も重要です。

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相手の言いなりで終わらない為の交渉力

交渉力とは、ただ闇雲にこちらの主張を通す事ではありません。クライアント側にもプラスになるように(もしくはプラスになったと思わせるようにしつつ)、その上でこちらにとってもプラスになるように持っていく事です。

クライアントの言いなりにならない

フリーランス(個人事業主)は仕事をもらう立場にあるので、クライアントの要望にはできるだけ答えなくては契約はできません。

しかし、クライアントにはクライアントの都合があるように、こちらにもこちらの都合があります。ただ闇雲に「はいはい」と返事をして仕事をもらっても、下手をすると「貧乏、暇 なし」で赤字になる恐れも充分ありえるわけです。

契約の段階などで、納期や単価を決定する時には、必ずこちらの要望を最初にしっかりと主張する事が大切です。

全ての主張が通る事はないと思います。 しかし、だまって向こうの要望に答えているだけでは決してこちらにとってプラスになる条件を得る事はできません。まず主張してから、双方が納得の行く条件 へと歩み寄っていく事が大切です。

相手によっては嫌がられる事もあるかもしれませんが、単に「お金が欲しい」からだけでなく、自分の仕事の質を主張し、「良い仕事をする為にはこれだけの時間、単価が必要だ」とプライドを持って交渉していきたいものです。

こちらが折れる時は必ず交換条件を引き出す

契約時に納得のいく条件を勝ち取ったとしても、継続して受注していくうちにクライアント側で状況が変化する場合があります。仕事の量が減る、単価が減る、納期が短くなる、などです。

「それではできない」と断るのは簡単ですが、長い目で考えた時、多少無理をしてでも引き受けなくてはいけない状況があると思います。しかしそんな時 でも、ただそのまま受けるのではなく、無理を引き受ける代わりに、こちらにとって少しでもプラスになる条件を引き出す交渉をしていきたいものです。

例えば、納期が短くなるなら単価を上げてもらう、単価が下がるなら納期を延ばしてもらう、といった感じです。

クライアント側の言いなりにならないように、双方にプラスになるように、上手に交渉していけるようになりましょう。

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信頼を勝ち取る提案力

下請けであるが故についつい受け身になってしまいがちですが、時には攻めの営業で、こちらから新しいアイデアや、ビジネスモデルを提案していく事も大切です。

一目置かれる下請けを目指す

ただ黙って仕事を受けるだけではなく、さらにこうしたら良くなる、売上があがる、効率が良くなると思うのですがどうでしょうか?という提案をしていく事 で、先方への印象は確実に良くなっていきます。

ただ、先方の意向を真っ向から否定するような提案は逆に嫌われてしまう事にもなるので、先方の求める方向に添う形で提案するのが良いと思います。

大事なのは確実にその提案が採用される事ではありません。もちろん採用されてギャラが上乗せされる事になれば万々歳です。しかしそう簡単にはなかなか上手くはいきません。

提案する事の最大の目的と効果は、相手にこちらのやる気や熱意といったものを伝える事にあります。やる気があるのかないのか良くわからない下請けと、やる気に満ちてドンドン提案してくる下請け。仕事をどちらに振りたいかは考えるまでもありません。

自分の頑張りが担当者の評価に繋がる。この積み重ねが信頼を生み、さらなる案件拡大や新規案件獲得といった可能性に繋がっていくのだと思います。

新しい知識やスキルもまめに報告

こんなスキルを身につけた、または身につけようと思っているなど、雑談レベルで話しておく事も結構大事だったりします。せっかく身につけた新しいスキルも、まわりの人に知ってもらわないとビジネスに繋がっていきません。

知識だけでなく、新しい機材を購入した時もしっかりと宣伝しておく事が大切です。

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まとめ

  • フリーランスは孤独って言われますけど、人との繋がりがしっかりあるし、それを大切にしないと長く続ける事はできません。

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日時: 2006年04月13日 18:14 :フリーランス個人事業主になる方法フリーに必要なスキル

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管理人紹介

サムリ。1974年4月生まれ、東京都出身、埼玉県在住。二児の父。フリーランス。

DTP関連会社でスキャナー&レタッチャーを経験後、WEBコンテンツ配信会社に転職。数年後の2005年に退職し、フリーランス(個人事業主)として独立。在宅ワーカーとして活動中。詳しいプロフィールはこちら

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