経費の按分
自宅で仕事をしている場合、家賃や電気代、電話代など、仕事と生活で混在している項目は「按分」という事で仕事で使用した一部を経費として計上する事ができますが、この按分率というのがなかなか難しかったりします。
按分率に厳格な計算方法はない
按分率を出す計算方法や根拠に、絶対こうしないといけない、というマニュアルはありません。あくまで一般的な常識の範疇で、正当な説明ができれば良いとされています。
家賃の按分率であれば、全体の部屋の面積と仕事部屋の面積を平米でキッチリ割って計算してもいいですし、3DKの部屋で一部屋仕事に使っているから3分の1という判断でも、構わないわけです。
となれば、節税面から考えてみた時に、経費に計上できる按分率が高くなる、説明材料を選んだ方が得な訳です。
按分率が変動する際にも明確な根拠と説明が必要
家賃の按分率が毎年変動する事はほとんどありえない話ですが、電気代や電話代、車代などは変動する可能性は十分ありえます。しかし、可能性があるからといって、節税効果を期待して毎年少しづつ上がっていく事は不自然な事です。
按分率が前年度よりも上がる場合には、その都度さらに説明が必要になる事を認識しておきましょう。
私が按分している項目
ちなみに私が按分している項目は以下です。
地代家賃
水道光熱費(電気代のみ)
通信費(自宅の電話、携帯電話)
旅費交通費(車のガソリン代等の諸経費)
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日時: 2008年02月26日 13:09 :フリーランス > 個人事業主と確定申告 > 節税
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