フリーランスは自由？世間から勘違いされてしまう3つの自由

自分がフリーランスである事を伝えると、周りの人は必ずと言っていいほどこう言います。

「自由でいいね」

フリーランスをフリーと略す事が多いのも理由の1つかもしれません。フリー=自由である事から、フリーランス=自由というイメージが世間にはあるようです。恐ろしいのは、そう思っているフリーランス本人もいるという事。

実はフリーランスは自由でもなんでもありません。むしろ自由なんてないといってもいいかもしれません。ここでは世間から勘違いされている3つの誤解について解説していきます。

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フリーランスとは自由契約

フリーランスとは自由契約という意味を持ちます。企業や個人と自由に契約を結ぶ事ができる立場にあるという事で、自由という立場にあるという意味ではありません。

しかし世間ではフリーランス=自由。そこからさらにイメージが勝手に膨らみ、好き勝手に生きている、適当、いい加減、胡散臭いという悪い方向にまで思っている方が少なくないのも事実です。

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時間が自由？

「好きな時間に起きれて、好きな時間に寝れていいね」

「見たいテレビいくらでも観れていいね」

フリーランスになりたての頃、こんな事を良く言われました。ハッキリ言います。そんな事をしていたら1年持たずに廃業してしまうでしょう。

休んだり、サボったりしたらその分収入が確実に減るのがフリーランスです。1日、1週間、1ヶ月とスケジュールをしっかり自分で決めて、それをしっかり守っていかないと仕事が回らなくなります。

また収入のアップダウンが激しいと、仕事があるうちは、ダウンした時期の穴埋めをしないといけないので、我武者羅に働かないといけない状況にもなります。こうなると休みたくても休めない時期が生まれてきます。

スケジュールは自分で自由に決められる部分はあります。しかしそこにはリスクがあり、リスクを含めた全てに自分で責任を取るという事でもあります。あまり気楽なものではないですね。

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人間関係が自由？

サラリーマンと違い上司と部下がいなくて、人間関係が楽そうで、気楽でいいな〜と言われることもあります。

たしかに上から下からプレッシャーが来ることはありません。しかし人間関係とは決して悪いことばかりではありません。

相談に乗ってくれる上司、愚痴や不満をぶつけられる同期や部下、そういった人間関係は仕事を円滑に進める為に、必要な要素です。

孤独なフリーランスは、人間関係に縛られる事がない代わりに、そういったメリットも得られないという事でもあります。また人間関係がまったくないというわけではありません。クライアントとのやりとりという重要な人間関係が存在します。

上司や部下に軽く文句をいったぐらいで首にはなりませんが、クライアントに文句を言おうものなら（まあ、言う事はありませんがｗｗ）契約を切られ、仕事を失ってしまいます。上司や部下以上に神経を使います。

フリーランスだから人間関係が自由で楽だというのは、ないと思います。

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仕事が自由？

自由契約とは、自由に契約できるという意味ですが、誰でもフリーランスになれば、好きな仕事を自由に選べるというわけではありません。

スキルと実績によって変わってくる部分になります。生活の基盤をしっかりと固めていく事ができれば、ある程度自分の判断で仕事を取捨選択する事ができるようになるでしょう。

しかし毎月の収入のアップダウンが激しいうちは、仕事を選んでいる余裕がありません。面倒な仕事であろうと、安かろうと、もらえる仕事はなんでもやるというスタンスでないと、生活できなくなるという状況もありえます。

全ては自分の能力次第という所でしょう。

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果たしてフリーランスは自由にはなれないか？

ちょっとネガティブな意見ばかりになってしまいましたが、決して大げさな話ではありません。

しかしではフリーランスは本当の意味での自由にはなれないのか？というと決してそんな事はないと思います。

単価が高くコンスタントに毎月もらえる仕事を受注し、作業時間を圧縮し、クライアントと良好な人間関係を築き、自分の求める次なる仕事を探していく。不可能ではありません。

ただし、ただ日々受注案件を受けているだけでは、駄目かもしれません。実績を残し、勉強をし、仕組みを作らないといけません。

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まとめ

• フリーランスとは世間が言うほど自由ではありません。
• 真の自由を獲得できるフリーランスになるには、自身の能力を高め、実績を残し、自由になるための仕組みを自分で作らないといけません。

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