なぜ独立したいのか?なぜ脱サラしたいのか?しっかり確認しておきたい!フリーランスになりたい本当の理由って何?
当サイトをご覧になっている方はこれからフリーランスなりたいと思っている、またはなる予定の方、そしてすでにフリーランスになっている方の2種類だと思います。
まだフリーランスにはなっていない方々は、一度冷静になって自分自身と向き合ってしっかりと確認していただきたいのです。
「フリーランスになりたい本当の理由って何ですか?」
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ズバリ逃げているだけではありませんか?
会社勤めが嫌だから、サラリーマンが嫌だから、現状から逃げ出す手段として、フリーランスを夢見ていませんか?
私もサラリーマンの経験があります。サラリーマンが楽だというつもりはまったくありません。そして嫌になる気持ちもよく分かります。
しかしそこから逃げたいがためにフリーランスになりたいという発想は、ハッキリ言って危険です。
確かに会社勤めが合わなくてフリーランスになった人は大勢います。動機の1つとして決してない話ではありませんが、ただそれだけの理由では、フリーランスになった途端に、今度はフリーランスの嫌な所、大変な所に目が行き、またそこから逃げたくなる可能性が非常に高いです。
フリーランスは自由?世間から勘違いされてしまう3つの自由:フリーランス(個人事業主)とは一体何か?
実はフリーランスは自由でもなんでもありません。むしろ自由なんてないといってもいいかもしれません。ここでは世間から勘違いされている3つの誤解について解説していきます。
隣の芝は青く見えるといいます。会社に縛られた自分、自由なフリーランスという幻想だけでやっていけるほど、楽な稼業ではありません。
全てにおいてメリットとデメリットがある事を知ろう
全ての物事にはメリットとデメリットがあります。サラリーマンにだけデメリットが多く、フリーランスにだけメリットが多いわけではありません。
それでも目指しますか?サラリーマンとフリーランスの6つの違い:フリーランス(個人事業主)とは一体何か?
社畜だなんて言葉があるように、サラリーマンは会社にこき使われるだけの存在。そんな風に思われているかもしれません。しかしフリーランスから見ればサラリーマンは会社に、そして法律にしっかりと守られています。フリーランスにはないメリットが実はサラリーマンにはあるのです。
サラリーマンにしかないメリット、フリーランスにしかないデメリットがある事を理解してください。
退職と開業を目的にしてはいけない
会社を退職する事、そしてフリーランスとして開業する事を目的にしないでください。ましてや開業してから仕事を探そう、スキルを身につけようなんて事はやめた方がいいでしょう。
退職や開業をするだけなら、誰でもできます。ただしスキルもツテもなくやれば、そこには実質無職と同じ状況が待っているだけの話です。
何かしらのスキルを持っていればこそ、フリーランスという選択肢が自然と見えてくるものであって、無理矢理フリーランスになって、後からスキルを身につけようというのは、あまりにも無謀と言わざるを得ません。
明確な目的とビジョンを持つ
フリーランスという業務形態になるということは、何か別の目的を果たすための手段にすぎません。
フリーランスになってどうしたいのか、どうありたいのか、明確な目的とビジョンを持つことがなによりも重要だと考えます。
私の場合、家族との時間を大切にしたい、出来る限り一緒にいたい、という思いから脱サラを決意し、フリーランスという業務形態を選択しました。
収入の面では何度も苦しい思いを経験してきましたが、家族を支えるという点においては、本当にフリーランスになって良かったと思いますし、当時の決断は間違っていなかったと確信しています。
まとめ
- 会社を退職し、個人事業主として独立する。これ自体が人生においてエキサイティングなイベントである事から、開業する事にフォーカスし、目的化してしまいがちですが、開業はゴールではなく、あくまでスタート。目的ではなく手段であることを認識してください。
- ただただ辛い現実から逃げたいだけで、フリーランスを夢見ているのだとしたら、もう一度冷静に考える時間を作る事をオススメします。
- 退職してから仕事を探そう、スキルを身につけよう、という考えはオススメしません。
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日時: 2015年03月18日 05:57 :フリーランス > 個人事業主になる方法 > フリーランスとは一体何か?
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