打開策のヒントはサラリーマンとしての業務の中にあった 〜自分が外注先になるという選択肢
今の状況をなんとかしないといけないと思いつつ、打開策が見いだせない日々が続きましたが、サラリーマンとして働いている現在の状況にそのヒントがありました。
サラリーマンとして在職中、私は「レタッチ」というデジタル画像の色調補正と加工という業務をしていました。業務内容は、私自身が行うレタッチ作業と、その作業を外注に委託してもらう為の外注管理が中心でした。
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レタッチとは?
Photoshopというソフトを使って、写真を補正する仕事です。その前に勤めていたDTPの会社でスキャンとレタッチを担当していて、スキルを学び習得しました。
風景でいえば、電信柱を消したり、人物であれば、ホクロやシミやそばかすを消したり、腕や足を補足したり、くびれを作ったりする事ができます。
私と外注先のスキルの差と報酬のギャップ
私が作業しきれない分を外注先にお願いしているという状況なので、他にも仕事はありますが、レタッチ作業だけをみると私と外注先のやっている作業は同じです。
しかし複数ある外注先の1社はお世辞にも高いスキルとはいえませんでした。
修正指示を何度も出したり、時には出向いて、作業方法などを直接指導して、クオリティーを下げないよう努力していました。
私は外注先よりも高いスキルを持っているという自負がありました。
ところが、私がもらう給料と、外注先への支払い額をくらべると、外注先の方がとてつもなく高いのです。同じ業務を同じ量でやっていても、働く形態が違うだけで、その報酬に大きな差があったのです。
この業務についてすぐの頃は、外注先が羨ましいなあと思うぐらいでした。
自分が外注先になる
ところが、奥さんとの問題をなんとかしないといけないと考えだした時、ふと思い浮かんだのです。
「自分が外注先になることってできないだろうか?」
外注先はどこも法人化していましたが、一つは自宅兼事務所で、いつも奥さんと顔を突き合わせて仕事していると言っていたのを思い出しました。
自分が外注先になれたら、自宅で仕事ができる!奥さんと一緒の時間を作る事ができる!
しかも今の外注先ほど、多くもらう必要は全然ありません。もっと安く請け負っても、夫婦二人で生活するには十分すぎる金額です。
外注費を大幅にコストダウンできれば、今勤めている会社にとってもメリットがあります。決して悪い話ではないはずです。
この時、はじめてフリーランス(個人事業主)という業務形態について調べました。自分がフリーランスになるという事を意識し始めた瞬間でした。
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日時: 2006年02月20日 16:07 :フリーランス > 個人事業主になる方法 > 私の独立体験談
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