急展開!退職後すぐに外注化が可能になった!その理由とは?
退職まで1ヶ月を切り、通常の仕事と引き継ぎ業務、そしてフリーランスになる為の準備を進めていきましたが、退職後の展開が不透明なままだったので、とても不安な日々でした。
しかし突然、話は急展開を迎えたのでした。
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担当者と社長が高く評価
外注として私が引き受けようと思っていた案件は、少し前まで私が社内で担当していたものでした。実は私がその業務の担当から外れた時点で、その業務に関わっている他の部の副部長と社長が非常に残念がっていたらしいのです。
副部長さんが特に私のレタッチ技術を高く評価してくださっていたようで、他の部から批判だのやっかみだの、あらぬ疑いだの気にしていましたが、結果はまったく逆で、驚きました。
副部長さんとしては、できれば私にその案件に復帰して欲しいと思っていたのだそうです。そこに、私が退職して外注化するという話が上がったものですから、おそらく副部長から社長に直接話しが行ったものと思われます。
突然、社長から「退職後即サムリに仕事を振れ!1ヶ月空白期間はなし!今はクオリティー最優先でいくように!」という話になったのです。
退職後すぐに仕事ができる事もうれしかったですが、それ以上に今まで地味にコツコツやってきた事が評価された事が何よりうれしかったです。
この業務は地味でコツコツとやっていくものなので、あまり他の人に認めてもらいにくいだけに、ちゃんと見てくれている人がいた、というのは今後のフリーをやるうえ でも自信に繋がる事でした。
見積書の提出で確実なものに
退職後の仕事がほぼ確定したので、在職中にさらに確実なものにしたいと思い、上司に見積書を提出しました。
元々外注管理も担当していたので、ライバルとなる外注先の見積額は知っていました。その相場を見ながら、会社にも得になって、私にとっても採算のあう丁度いい見積もり額を算出する事ができました。
とはいえ当然、他の外注先よりも安い単価で納期のスピードも早く設定しました。
「元社員」というひいき目を、差し引いて考えても「メリット」のある外注先として認めてもらわなければ、今は契約できても将来急に話が変わるという事も充分に考えられるので、できる限りの努力は最初の段階でアピールしておく必要があると思ったからです。
自分にどれだけの量をまわすと、会社としてはどれくらいのコストダウンになるのか、というシュミレーションも行い、その書類も提出。
量が増えていけば、量に応じてさらに単価を下げるサービスを設定したので、私に仕事をまわせば、まわすほど会社はコストダウンになる事を説明しました。
その後無事、正式に承認
明確なコストダウンを提案できた事で、上司からもこれで絶対に大丈夫という太鼓判をいただく事ができました。コストダウンという大義名分がある限り、途中で断る理由もなくなったわけです。
他の役員からも承認を得る事ができ、在職中にフリーランスとしての仕事を確保する事に成功しました。
しかしこの私のケースは本当に稀で、正直運が良かっただけだと思います。その時の社内の情勢や、業務の内容がマイナーすぎて他になり手がいなかった事、上司の寛大な判断などなど、どれか一つでも欠けたら確実に失敗したと思います。
改めて考えてみて、ちょっと無謀な独立でした。
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日時: 2006年03月10日 12:20 :フリーランス > 個人事業主になる方法 > 私の独立体験談
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