いざ独立へ!退職後すぐに外注になるための根回しを在職中にはじめる
いざ独立へ!と言ってもいきなり退職して、はい独立、私フリーランスです。と簡単な話ではなく、会社をやめつつ、その会社から外注として仕事をもらわないといけません。
退職してから、営業をかけたのでは、収入を得られるまでに間が空いてしまいますし、万が一交渉決裂では、ただの無職になってしまいます。という事で、退職届を提出する前に直属の上司に相談をしました。
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退職後、即外注化は企業倫理上問題はないか?
「会社を退職して、その後外注として立ち回る事は企業倫理上問題はないでしょうか?」
そんな質問を浴びせたのが、2005年の3月の頭の事でした。
「一応可能は可能だけど、、、、」
との返事に
「じゃあ退職したいです」
と唐突に切り出した私。
今を思えば、かなり上司を困らせたのではないかと思います。そこから何回か話し合いの場を作っていただき、奥さんの病気の事、自分の人生観、夢、野心、全てを伝えました。
引き止めてくれた上司
会社にも、所属している制作部になんの不満もありませんでした。あくまで、自分自身の問題。上司にはただただ申し訳ないの一言で、突然の決意表明となった事を謝りました。(謝って済む問題ではありませんが)
上司は私の思いを理解してくれました。理解した上で、なお引き止めてくれました。
「もっと一緒に頑張ってほしかった。」
ただ、頭を下げるしかありませんでした。
当時は、ちょうど新しい業務を担当したばかり。私以外の人も数人すでに退職していて、制作部全体が慌ただしくなっている真っ最中でした。そんな中での私の辞意表明。辞める事で、また新たに違う人に業務を渡さないといけない。さらに制作部がバタバタして混乱してしまうのは、確実でした。
上司はもちろん同僚にもそのしわ寄せはやってくるはずです。
「立場は変わるけど、外注として、部長と制作部に協力していきたい」
フォローになっているかどうか、よく分りませんでしたが、ともかくちょっと困った顔した上司にそんな事を言いました。
外注化は確定していないが話は着実に前に
直属の上司は、退職後の外注化を認めてはくれましたが、あくまでも一部内での話。
他の部や役員が認めたわけではありません。ここから上司が上層部に話を持って行かなくてはいけません。まだ退職願を提出してはいませんが、この段階で、もう後には引けない状況になりました。
外注化が確定してから退職したいのは、あくまでも私の都合です。
外注化できないなら在職しつづけます。なんて事が通用するとは思えません。どちらに転んでも私の退職はほぼ確定という事になったのでした。
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日時: 2006年02月26日 15:38 :フリーランス > 個人事業主になる方法 > 私の独立体験談
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