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在職中の根回しが成功!しかし1ヶ月の空白期間という新しい問題が発生

直属の上司から、さらにその上の上司へと話が上がり、もう後には引けない状況になっていました。上司が認めてくれても、社長が難色を示し「そんな事は認められない!辞めたければ辞めろ!ただし仕事はやらん!」となったら、ただの無職になるだけです。

正直ヒヤヒヤしていましたが、もう自分にできる事はありません。事の成り行きを見守るしかありませんでした。

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退職後の外注化はOKとの判断!

結果はなんとOK!外注費が安くなるという事で、会社としてもメリットがあるのが効いたのかもしれません。

もうね、内心ガッツポーズものですよw

のるかそるかの大勝負でしたからね。OKが出れば、これで無事に退職し、フリーランスとして独立をして、外注として立ちまわる事が許されます。在宅ワーカーへの道が一気に切り開かれたのです。

大成功の万々歳!!といいたい所ですが、そこには「ただし」という条件が付いていたのです。

退職と外注の話はしっかり分けたい

その条件とは「外注としての契約は、退職から1か月後という事で待って欲しい」というものでした。

というのも、退職してから外注化するという事自体には問題はないのですが、やはり在職時から外注化ありきで退職しようという行動に若干問題あるという事でした。

こういったケースが社内で当たり前になる事も、他の部署の上司たちから、あらぬ疑いをかけられてしまう事も避けたいとの事です。

あらぬ疑いとは、外注化にともない、私と直属の上司との間にキックバックの密約があるのではないかといった類のことのようです。もちろんそんな密約は一切交わしていませんしが、退職直後からいきなり外注として社内を出入りするのは、疑いの目をかけられてしまう可能性があったみたいです。

正直面食らいました。

しかしこのタイミングで、私がそこに対してゴネるという選択肢はありません。ここまできたら受け入れるしか他ありませんでした。

空白の1ヶ月の怖さ

退職後、当然私が会社に行く事はできません。もちろん外注としての契約を交わすのも1ヶ月後です。

この1ヶ月の間に、私が外注になるという話について見直される可能性はゼロではありません。しかも悪い方向に話が動き出してしまっても、社内の人間ではなくなった、私は手も足も出せないのです。

そんな生殺しのような状態で1ヶ月も過ごすなんて、考えたくもありません。

危惧していたのは翌々月払いという危機

それだけでありません。

開業前に必ず確認しておきたい仕事と資金の確保について - 開業までの準備 - 個人事業主になる方法

一般的にフリーランスへの支払いの流れは、月末締めの翌々月払いとなっています。 そう、最初の仕事を受注しその月に納品を完了し、請求書を送っても、振り込まれるのは翌々月の月末という事になるのです。その間、当然収入はありません。しかもです。受注した仕事が当月に納品できるとは限りません。

翌々月払いという事も問題です。

4月末での退職が決まってしましましたが、1ヶ月後に仮に契約できたとしたら、仕事を受注できるのは6月です。6月締めで請求書を出した場合、実際に支払われるのは、翌々月、すなわち8月になるのです。

5月の生活費は4月の最後の給料でやっていけますが、それ以降の6月から8月までの3ヶ月間を、貯金を切り崩して生活していかないといけないのです。

成功かと思いきや、1ヶ月の空白期間という、中途半端で宙ぶらりんな状態を迎える事となりました。

退職までの1ヶ月は本当に胃の痛い日々でした。

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日時: 2006年02月26日 16:13 :フリーランス個人事業主になる方法私の独立体験談

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管理人紹介

サムリ。1974年4月生まれ、東京都出身、埼玉県在住。二児の父。フリーランス。

DTP関連会社でスキャナー&レタッチャーを経験後、WEBコンテンツ配信会社に転職。数年後の2005年に退職し、フリーランス(個人事業主)として独立。在宅ワーカーとして活動中。詳しいプロフィールはこちら

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