男の在宅フリーランス道個人事業主になる方法開業までの準備 > 退職後に急いで手続き!一度で済ませたい国民年金と国民健康保険への切替

退職後に急いで手続き!一度で済ませたい国民年金と国民健康保険への切替

退職後に様々な手続きが待っています。その1つが国民年金と国民健康保険への切替と加入です。ここではそれぞれの制度について、そして切替と加入の方法と注意すべき点について解説します。

スポンサードリンク

厚生年金(共済年金)から国民年金へ

サラリーマンの場合は厚生年金、公務員の場合は共済年金となります。フリーランスになるとそこから国民年金に切り替える必要があります。

厚生年金は、毎月の給料から天引きされていましたが、国民年金は自分で納付をしなければなりません。納付方法は1ヶ月分、半年分、1年分、2年分と選べ、できるだけ大きくまとめて納付すると割引を受けられるようになっています。

銀行や郵便局の他にコンビニでの支払いが可能です。また銀行や郵便局の口座などからの自動引落にも対応しています。

収入が不安定な人は、柔軟に対応できる、窓口払いがいいかもしれませんね。

支払われる年金は、厚生年金の方が手厚いです。しかし年金制度は、国民年金も厚生年金も崩壊寸前、いや実質崩壊しているなんて話も聞かれています。

今後は厚生年金もどうなるか分かりませんが、現時点では国民年金のほうがもらえる年金額が少ないのは事実です。もっと手厚くしないと考えている方は、国民年金基金の追加加入がオススメです。

国民年金に上乗せできて、掛け金は収入に合わせて、金額を決める事が可能です。また掛け金は控除の対称となります。

最初の一覧に戻る

社会保険の健康保険から国民健康保険へ

サラリーマンの場合、社会保険の健康保険から、国民健康保険へ切り替える事となりますが、社会保険制度に入っていない人は、国民健康保険は強制加入となります。

なので実は加入手続きを行わなくても、退職日の翌日から加入している状態となります。当然納付義務も発生します。

加入している状態といっても、健康保険証が手元になければ、意味がありませんので、しっかりと切り替えの手続きを行うようにしましょう。

最初の一覧に戻る

それぞれの切替、加入の方法

退職後14日以内に手続きを済ませる必要があります。国民年金、国民健康保険どちらも手続きは役所になりますので、一度に済ませてしまうのが良いでしょう。以下のものが必要となります。忘れずに用意しましょう。

  • 健康保険資格喪失証明書、または離職票、あるいは退職証明書
  • 年金手帳
  • 本人であれば不要ですが、代わりに家族が手続きに行く場合は印鑑

健康保険資格喪失証明書、離職票、退職証明書は、会社を退職した事を証明するものになります。これは退職する会社から発行してもらう必要があるので、退職届が受理され次第、忘れずに経理に連絡をしてください。これがないと保険証が発行されません。

二度も三度も、役所に行くのは手間ですからね。気をつけましょう。

最初の一覧に戻る

退職日に注意

注意したいのが、厚生年金から国民年金へ切替えをする日付です。切替えの日付とは、退職日の事になるわけですが、この日付をきっちり月末日にしておかないと、同じ月で厚生年金と国民年金が二重に支払う羽目になるので注意が必要です。

例えば、31日まである月の30日を退職日とすると、次の31日から国民年金の支払義務が発生してしまい、たった1日なのですが、丸々1ヶ月分の年金を納めなくてはいけなくなるのです。ですので、退職日は必ず月末日にしておきましょう。

私はまんまと中途半端な日に退職してしまい、同月に厚生年金と国民年金の両方を支払う結果となりました。

最初の一覧に戻る

まとめ

  • 退職後14日以内に役所に手続きに行きましょう
  • 健康保険資格喪失証明書、離職票、退職証明書のいずれかを会社から発行してもらうのを忘れないようにしましょう
  • 退職日は月末日にしましょう。中途半端な日に退職すると、同月に厚生年金と国民年金を二重に支払う事となります

スポンサードリンク

日時: 2006年02月19日 18:25 :フリーランス個人事業主になる方法開業までの準備

是非お友達にも教えてあげてください!

この記事がお役に立てましたら、是非お友達にも教えてあげてください。下記の各ボタンをクリックすると、Facebook、TwitterなどのSNSで紹介する事ができます。

多くの人に読んでもらえると、更新を頑張る励みになります。よろしくお願いします!

ページ上に戻る

管理人紹介

サムリ。1974年4月生まれ、東京都出身、埼玉県在住。二児の父。フリーランス。

DTP関連会社でスキャナー&レタッチャーを経験後、WEBコンテンツ配信会社に転職。数年後の2005年に退職し、フリーランス(個人事業主)として独立。在宅ワーカーとして活動中。詳しいプロフィールはこちら

ページ上に戻る