クレジットカードの良い点(メリット)と悪い点(デメリット)を正しく理解して上手に使いこなす
クレジットカードを節約生活に上手に取り入れるためには、まずはその仕組を理解し、良い点(メリット)と悪い点(デメリット)を把握する事が重要です。
クレジットカードの悪い点(デメリット)とは?
クレジットカードのデメリットや問題点とは何でしょうか?
利用金額を把握しにくい
現金であれば、財布の中身が少なくなるので、どれくらい使ったのかが分かりやすいですが、カードで買い物をすると今月一体何にいくら使ったのかを把握するのが難しい点があります。明細書を見て、ビックリ!という事にもなりがちです。
金銭感覚がマヒしやすい
何にいくら使ったのか把握するのが難しくなるという事は、際限なく使いつづけてしまう危険性があるという事です。「今はお金がないけど、今度の給料が入っ た時に引き落とされるから大丈夫だ」という感覚が毎月のように連続していく事で金銭感覚が麻痺していく可能性があります。
収支のバランスが崩れても買い物ができてしまう
現金であれば、ないものは使いようがなく物を買うことはできません。しかしクレジットカードであれば、現状の残高、そして毎月の収入を無視した買い物が可能です。
軽い気持ちで借金を生んでしまう
現金であれば支払えない物でも、クレジットカードの分割払いやリボ払いであれば、買い物が可能になります。またクレジットカードにはキャッシングという機能があり現金を引き出す事も可能です。
「分割払い」「リボ払い」「キャッシング」言葉が違いますが、要は全て「借金」です。お金を借りている状態で、利息が発生しています。自分が借金をしているという事を自覚しにくいのがクレジットカードの一番の悪い点といえるでしょう。
クレジットカードの良い点(メリット)とは?
しかし悪いことばかりではありません。クレジットカードならではのメリットもあります。
ポイントによる還元
カードで支払いをする事で決まった還元率で「ポイント」がつきます。ポイントを貯めると商品券や商品などと交換する事ができます。最近では電子マネーやネットショッピングでの割引として利用する事ができるカードもあります。
ポイントによる還元率はカードによってまちまちです。0.5%のところもあれば、1.5〜1.75%といった高還元率のカードもあります。0.5%と1.5%ではその差は3倍。仮に年間に100万円をクレジットカードで支払ったとした場合、0.5%で5,000円分、1.5%で15,000円分の還元の差があります。その差1万円。大きいですよね。
紛失や盗難時の安心
現金を紛失、盗難にあった場合は、ほとんどもどってくる可能性はありませんが、カードなら分かった段階でサポートセンターに連絡を取りカード利用を止めてもらう事ができます。被害を最小限に抑える事ができます。
持っているだけで利用できるサービス
空港のラウンジが無料で利用できたり、海外旅行の傷害保険が自動的に加入されているサービスなど、持っているだけで、またはカードを提示するだけで無料で利用できるサービスがあります。
高速道路で利用するETCカードにいたっては、ETCでなければ受けられない割引サービスがあります。
クレジットカードを使いこなすには?
デメリットが怖いから使わないのではなく、悪い点や問題点を理解し最小限に抑え、メリットを最大限に活用する事で、節約生活をサポートする大きな力になってくれます。
浪費や借金を助長するような使い方はしていないから私は安心という方も、実はメリットの方にはあまり目を向けていない場合があります。ポイントの還元率の高いカードに切替えるだけでも、全然変わってきますよ。
まとめ
- クレジットカードの便利さには浪費や借金を助長する怖さも含まれています。正しく仕組みを理解し、カードに振り回されずにしっかりとコントロールしていく事が重要です。
日時: 2014年09月08日 17:47:男の節約道 > 節約術 > クレジットカードの節約術 > 徹底活用術
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