縦型とドラム式どっちがお得?一人暮らしにベストな洗濯機の選び方
縦型とドラム式どっちがお得?最適な容量は?一人暮らしの節約生活にピッタリの洗濯機の選び方と使い方を解説します。
コインランドリーと洗濯機どちらが節約?
コインランドリーと洗濯機、どちらが節約になるのでしょうか?
長い目でみたら確実に洗濯機
最初に購入する洗濯機本体の価格が高く、コインランドリーでの洗濯が1回数百円で済む事から、コインランドリーの方が安く済むのではないかと思う人がいるかもしれませんが、長い目でみると洗濯機を購入した方が確実に節約になります。
一人暮らしであれば、週に1回から2回の洗濯になるので、電気代と水道代は思ったほどかかりません。
自宅で洗濯機で週に1回、1ヶ月で4回洗濯したとしても、電気代と水道代を合わせても1ヶ月で200円かかりません。
週に1度の洗濯をコインランドリーで行った場合、1回の洗濯に200〜300円かかります。(乾燥を行わない場合)1ヶ月4週として800〜1,200円になります。
2年間コインランドリーを使い続けると、19,200〜28,800円。洗濯機1台買えてしまいます。一人暮らしが2年未満の短期でない限りは洗濯機を購入した方がお得です。
洗濯機を購入する前にチェックしておく事
置き場所
洗面所の横やお風呂場の隣に、洗濯機置き場がありますか?
まず置き場をチェックしてください。防水対策がしてある正式な洗濯機置き場以外に、勝手に設置すると水漏れなどのトラブルを起こしてしまった場合、賠償責任が発生する可能性がありますのでやめましょう。
部屋の中に置き場がなければ、ベランダや玄関の外など、屋外に設置する事になります。
屋外の場合、風雨にさらされる事になるので、屋内で使うよりも痛みが早く、故障しやすいというデメリットがあるので注意が必要です。
置き場の寸法
洗濯機を購入後置いてみたら、置き場に入らなかったでは話になりません。屋内の洗濯機置き場のスペースを必ず測っておきましょう。
そして洗濯機の寸法も必ずチェックです。置き場の寸法よりも少し小さめの、余裕を持ったサイズを選ぶと良いでしょう。
日当たりと干すスペース
部屋の日当たりは良いでしょうか?そして洗濯物を干すスペースはありますか?
日当たりが悪く干しても、なかなか乾かない。そもそもベランダがなく干すスペースがないという場合は、乾燥機能付きの洗濯機を購入する必要性が出てきます。
しかし乾燥機能付きは、値段が高く、電気代もかかるため、オススメできません。
縦型とドラム式どっちがオススメ?
洗濯機は大きく分けて、縦型とドラム式があります。どちらが一人暮らしに向いているのでしょうか?また節約効果が高いのはどちらでしょうか?
縦型とドラム式を比較
縦型 |
ドラム式 |
|
---|---|---|
洗浄力 | ◯ |
△ |
価格 | ◯ |
△ |
電気代と水道代 | △ |
◯ |
サイズ | ◯ |
△ |
一人暮らしは「縦型」で決まり
ドラム式は6kg以上とサイズが大きく、そもそも一人暮らし向けの部屋の洗濯置き場に入らない可能性があります。
そして何より値段が高いです。同じ6kgの縦型と比較すると4〜5万円も高いです。
ドラム式のメリットは、電気代と水道代が安く抑えられる事ですが、その差は約2〜3割程度。
週に1回の洗濯のペースなら、その効果は1ヶ月に100円もありません。縦型よりも高い購入費用を回収するには、30年以上使い続けないと元が取れない計算になりますw
ドラム式の節電効果と節水効果は、毎日洗濯するファミリー層にとってメリットがあるものです。一人暮らしには意味がありません。
一人暮らしにベストな容量は?
4.5L、5L、6Lが一人暮らし向けとされています。2013年現在ではそれぞれの価格の差は最安値の商品で比較して、およそ3,000〜4,000円ほど。
相場は2〜3万円といった所です。物によっては4.5Lよりも5Lの方が安い場合もあります。
筆者は4.5Lで週に1〜2回の洗濯をしていましたが、特に不自由はありませんでした。
乾燥機能に要注意
ドラム式は乾燥機能がついているのが特徴ですが、最近の縦型もドラム式に対抗して乾燥機能が付いているものを多く見かけます。
「洗濯機を購入する前にチェックしておく事」でも説明しましたが、日当たりが悪い場合や、干すスペースがない場合は、乾燥機能があったほうが便利です。
しかし縦型の乾燥機能は、ドラム式と比べて非常に電気代がかかります。しかも「簡易乾燥」呼ばれるタイプがほとんどで、完璧に乾くわけではないのも問題です。
節約を第一に考えた場合は、天日干しで乾燥機能は使わないのが鉄則です。
洗濯機の選び方 まとめ
- 長期的に考えるとコインランドリーよりも洗濯機購入の方が安く済む。
- 一人暮らしの節約には縦型がオススメ。
- 容量は4.5〜6Lの中の最安値を探しましょう。(家電を安く買うコツはこちら)
- 縦型の乾燥機能は電気代がかかり、効率も悪い。使わないのが鉄則です。
日時: 2013年08月09日 08:21:男の節約道 > 節約術 > 一人暮らしの節約 > 家電の選び方
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