タバコだってメリットはある!?ストレス解消とリラックス効果があるという言い分の嘘
喫煙者は「タバコにだってメリットはある!」と言います。
タバコを吸うことでストレス解消にリラックス効果が得られると言うのです。果たして本当でしょうか?
ここではタバコでストレス解消とリラックス効果が本当に得られるのか解説していきます。
実はタバコがイライラを作っている
タバコを吸う事で、ストレスが解消するというのは、ある意味では間違ってはいません。
問題はそのストレスの原因がどこにあるかです。
そもそもタバコを吸う事で、イライラやストレスが解消するといいますが、そのイライラはタバコが一定時間吸えていない事が原因にあります。
喫煙者はニコチン中毒に陥っており、ニコチンが足りなくなった事に対する禁断症状がイライラを引き起こしているだけに過ぎないのです。
正しくはタバコがイライラを解消しているのではなく、禁断症状によってイライラやストレスを作り出している、いわばマッチポンプのような状況なのです。
リラックス効果も嘘
リラックスできるというのも嘘です。
タバコを吸った事で一時的に禁断症状が緩和した事で、精神的に落ち着いただけの話であり、心身にリラックス効果を与える力はタバコにはありません。
私は禁煙に成功して8年ほど経ちますが、禁煙した事でイライラが増した、リラックスできなくなったという事は体感的な話ではありますが、まったくありません。
思い込みの力も働いている
ストレス解消もリラックス効果も科学的にまったく根拠がない事が証明されていますが、頑なに認めない人もいます。
そこには思い込みの力も働いています。一種の洗脳ですね。
タバコを吸うことで自分の精神状態は安定している、ストレスは解消されていると信じこんでいるので、そのような効果があると錯覚してしまうのです。
むしろ「うつ病」のリスクが高まる
錯覚だけならまだいいのですが、実際には精神的に悪い影響を与えます。
喫煙者は非喫煙者と比較すると、うつ病にかかるリスクが数倍高くなると言われています。タバコは精神を安定させるどころか不安定にさせてしまう、恐ろしいものなのです。
まとめ
- ストレス解消とリラックス効果というのはタバコ自体の禁断症状が一時的に緩和される事で感じる錯覚にすぎません。
- また本人の思い込みの力も働いています。
- タバコは、むしろ「うつ病」にかかるリスクが高まります。
日時: 2015年06月10日 09:05:男の節約道 > 節約術 > タバコ禁煙で節約
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