家計は経営!男も節約に取り組むべき4つの理由
節約と聞くと、それは女性が扱うべきジャンル、男には関係ないと思う人がいるかもしれません。しかしそれは大間違いです。
むしろ男性こそが積極的に節約生活に取り組むべきなのです。その4つの理由を解説します。
お金が増える
以下の記事でも解説していますが、節約は収入をアップさせるのと同じ効果を持ちます。昇給はいつどれくらいになるか不透明ですが、節約は即効性が高く、自分でコントロールできるので、すぐに効果を実感できます。
例えば手取りで25万円もらっていて、毎月25万円キッチリ使いきっていたとします。後2万円毎月欲しいと思っても、手取りを27万円にしてもらう事は難しいでしょう。 しかし毎月の支出の無駄をなくして25万円を、23万円に下げる事ができれば、2万円を浮かせる事ができます。収入が2万円増えたのと同じ効果が得られるのです。
残業ありきで家計が成り立っている場合、業務上やむを得ない場合を除いては、むりやり残業する必要性がなくなります。使えるお金が増えるだけでなく時間の節約にもなります。
年俸制でそもそも残業代の出ない人にとっては時間の節約にはなりませんが、それでもお金が増える効果は同じです。
家族の協力なしに節約は成功しない
節約は奥さんの仕事、自分には関係ないと思っていませんか?
実は節約は奥さんが一人で頑張ってもダメなんです。毎日コツコツ奥さんが節約を頑張っても、旦那さんのちょっとした浪費でその苦労はいっぺんに吹き飛んでしまいます。奥さんは旦那さんのルーズな金銭感覚の穴埋めをするために節約をしているのではありません。
効果が出ないばかりか、奥さんのモチベーションは下がり、やる気を失ってしまいます。
節約は家族全員の協力なしには成果が出にくいものです。夫婦で家族で、協力しあっていく事が非常に重要です。
実は男性の方が節約生活に向いている
統計上、衝動買いをしていまうのは男性よりも女性のほうが多いと言われています。男性の方が、その場の感情に流されず、冷静に判断ができるというわけです。
また数字が苦手だと感じる女性が多い反面、男性の方は数字は得意だと感じる人が多いと言われています。
無駄を省き、効率を上げ、合理的にするという計画を進めていくのは実は男性の方が向いているのです。
家計は経営!あなたは社長だ!
我が家を会社として考えてみる
我が家を会社として考えてみると以下のように考える事ができます。
- 売上=支給額
- 売上総利益=手取り
- 経費や人件費=光熱費、食費などの支出全般
- 経常利益=残高
そう家計とは経営と同じなのです。
経営で重要なこととは?
会社の経営で重要な事は、シンプルに考えれば「売上を伸ばす事」と「コストを下げる事」の2つです。どれだけ売上が伸びても、それ以上にコストが増大していけば、利益は上がっていきません。
そんな当たり前の事を!と社会に出て働いている旦那さんは皆思うでしょう。ところが家計の事となると、この「コストを下げる事」すなわち節約することには意識がいかないのです。不思議ですね。
これでは、どれだけ売上(給料)が上がっても、利益(残高)は増えていきませんよね?
株式会社「我が家」の社長はあなただ!
家計を経営と見るならば、家族の中で社長となる人は誰でしょうか?そう!旦那さん!あなたです。
社長という立場の人が、どれだけお金が入ってくるかしか把握しておらず、どんな名目でどれだけのお金が出ていっているかを把握していないというのは、会社としてどれだけ危険な事か分かりますよね。
家計簿をつけることを奥さんに任せても構いません。しかし全体を把握する事だけは怠ってはなりません。
男として一家の大黒柱だと自負するのであれば、株式会社「我が家」の社長として、コストダウンに目を向けていくのは当然の事なのです。
長期計画も考えなければいけない!
毎月のやりくりさえ出来て、赤字にさえなっていなければいいわけではありません。
長期計画を建て、その目標に向かって、日々積み上げていく事も必要になってきます。子供の教育費用、マイホームの資金、親の老後、自分たちの老後。様々なリスクを回避する為に、考えなければいけない事は沢山あります。
社員を牽引していく社長のように、家族にビジョンを語り、その実現の為の具体的な計画を提示する必要があります。これは家族の長である旦那さんにしかできない事だと思います。そしてその計画を実現していく上で、日々の無駄なコストを下げるための努力「節約」は非常に重要な武器となるのです。
まとめ
- 節約をすればお金が増えます!
- 家族全員で協力しないとその効果は出ません!奥さんだけにまかっせきりではダメです。
- 実は男性の方が節約生活に向いています
- 家計を経営とみるならば、一家の大黒柱の旦那さんは社長です。社長であれば、支出の中身もしっかり把握していなければ経営者失格です。日々のやりくりだけでなく、長期的な計画を立てるためにも、無駄をなくし残高を少しでも増やす節約が、目的を達成するための武器になります。
日時: 2014年12月01日 23:33:男の節約道 > 節約術 > 節約のコツと方法
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