毎日つける必要なし!レシートも不要!月に一度の家計簿でやりくりが成功する理由
絶対に挫折しない!成功させる為の7つの心得:節約生活を始めよう
節約生活をはじめる前に必要なのが、現状を把握する事。今現在、何にいくら使っているのかをしっかりと把握しておく事が大切です。
現状を把握する為に重要なのが家計簿をつける事。しかし家計簿と聞くと「毎日つけるのが面倒くさい」と嫌な顔をされる人が多いと思います。
しかし節約生活を成功させる為に、私が提案する家計簿は毎日つける必要がありません。月末に一度だけまとめて記帳するだけの非常に簡単なものです。
なぜ?月に一度の家計簿でいいのか?そしてどんな方法なのか?紹介していきます。
そもそも家計簿をつける意味とは?
家計簿をつける意味とは、収入と支出の全体を把握、分析し、そこから改善のヒントを探し出す事にあります。そしてその改善の成果が出ているかを確認する為にあります。
続ける事は大切ですが、ただ何の改善もせずにただ家計簿をつけ続ける事に意味はありません。家計簿をつける行為は「目的」ではなく、家計を改善する為の「手段」なのです。
その目的である家計の改善とは、支出を減らし、残高を多く残す事ですが、1日単位での支出の多い少ないを調べ、一喜一憂する事はハッキリ言って意味を持ちません。1日単位という小さい視野だけで考えてしまうと、結局日々「我慢する」という精神論に陥り、良い結果を得る事ができません。
1日単位ではなく月単位で、もっと広い視野で総合的に考える必要があります。
食費や生活費は総額が分かればいい
毎日出ていくお金は食費や日用品などの生活費がほとんどでしょう。ハッキリ言ってこれらの支出が多い日があったり、少ない日があったりするのは当然です。
必要なのは、月単位で各項目の支出の総額です。食費や生活費などの変動費は、最終的な1ヶ月単位の総額がわかれば問題ありません。
しかし食費と日用品などの生活費をレシートをチェックしないで分けるのは難しいと感じる人も多いかもしれません。そんな時は、レシートを集めない代わりに家計簿の項目は「食費&生活費」として一緒にまとめてしまってもいいでしょう。
節約というと、食費や生活費などの日々の金額の小さい変動費から手をつける人が多いですが、実は誤りです。先に手をつけるべきは、金額の大きい固定費からです。
後回しでいいので、食費や生活費は最初の頃はまだざっくりでいいんです。
予算を立てて袋分けがポイント!月に一度の記帳の方法
月に一度の家計簿のつけ方を紹介します。
基本は銀行の通帳、料金明細、給料明細に書かれている金額をそのまま書き留めていくだけです。給料、家賃、駐車場代、電気、ガス、水道、自宅電話、携帯電話、保険、ローン、インターネットの通信費、これらの項目は簡単にわかると思います。
問題は、先ほど触れた食費や生活費、そして交際費、嗜好品、お小遣いなど、日々使われていくお金をどう管理するかですね。
最初はザックリとでいいから予算立て
最初のうちは細かい金額は分からないと思いますので、ざっきりと大まか金額で構わないので、各項目の予算を最初に立ててしまいます。
そして月末に予算から残高を引けば、1ヶ月の金額が簡単に出てきます。レシートをいちいち集める必要も、毎日記帳する必要もありません。
予算立ては複数の封筒でもいいですし、100円ショップに売っている細かい仕切りのついたボックスなどに分けても結構です。最初に立てた予算額を忘れないようにしておく事が重要ですね。
食費はさらに予算を分割して管理する
食費は1ヶ月単位で決めた予算からさらに分割して管理するとやりくりが楽になります。
1週間単位で分けると月によっては4週や5週の場合があるので逆にやりくりが難しくなります。おすすめなのは10日ごとに3つ分ける方法です。詳しくは「食費の予算をさらに袋分けして計画的にやりくりする」で解説しているので、よろしかったらご覧ください。
財布も複数持っていると管理が楽
財布が1つだと、せっかく分けた予算がごっちゃになって分からなくなってしまう事があります。食費と生活費用、お小遣い用、その他の用途と3種類ほど財布を用意しておくと管理が楽です。
そしておつりは、各予算にまめに戻す習慣も忘れないようにしましょう。
2、3ヶ月分の家計簿から分析する
2〜3ヶ月分の家計簿が貯まったら、分析していきましょう。
- 現在の残高よりも、どれくらい残したいでしょうか?
- どの項目が多いと感じますか?
- ここは減らせると思える項目はないでしょうか?
- 無駄だと思う項目はありませんか?
この分析から、これからどんな節約術を始めて行くと良いのかが見えてきます。自分が改善したいと思った項目に関連した、当サイトのカテゴリを是非チェックしてみてください。
「あ!これはできそうだな」「これは簡単そうだな」そう思えるものから是非はじめてみてください。
突き詰めて完成形が見えてきたらやめてもいい
後はこの流れを繰り返すだけです。
- 予算を立てて袋分けをする
- 月末に残金を確認して1ヶ月分の支出を算出する
- 月に一度家計簿をつける
- 分析する
- 節約術を取り入れ実践する
突き詰めていくと、毎月の予算が減っていくはずです。そしてどこかで必ずほぼ支出と残高が横ばいになってくる時がやってきます。支出を0円する事は不可能です。どこかで必ず限界はやってきます。
こうなったら、毎月決まった予算を立てて、それを守って生活するだけです。節約生活の完成形といっていいでしょう。家計簿をつける必要性はハッキリ言ってなくなります。やめてしまっても一向に構いません。目的は達成されたのですから。
ただし、年月が経つとライフスタイルが変わってきます。転職したり、子供が生まれたり、子供が大きくなったり、ペットを飼ったりなどなど。支出の内容と金額に変化が生まれてきます。毎月決まった予算でやりくりするのが難しくなってきたり、新しい項目の予算が必要になってくる事でしょう。
その時に家計簿は再開するとよいでしょう。
まとめ
- 1日単位の支出の変化に一喜一憂しても意味がありません。1ヶ月単位での推移を分析して家計を見直しましょう。
- 食費や生活費の節約は後回しです。毎日レシートを集める必要はありません。
- 固定費の節約を優先させましょう。
日時: 2014年12月06日 09:48:男の節約道 > 節約術 > 節約のコツと方法
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