買った食材をムダにしない!肉・魚・野菜を腐らせずにしっかり保存する方法
どんなお買い得商品を買っても、それを腐らせて捨ててしまうような事があれば、なんの意味もありません。
最後までしっかりと使い切って、食べ切る為に、各食材の保存可能期間と上手な保存方法を解説します。
肉の保存方法
傷みやすい肉を把握しよう
まずは肉の種類、カットの方法によって傷み方が異なることを把握しましょう。肉の種類としては
- 鶏肉
- 豚肉
- 牛肉
の順番で鶏肉が一番傷みやすいです。
カットの方法としては
- ひき肉
- スライス
- ブロック
の順番でひき肉が一番傷みやすいです。よって最も傷みやすいのは「鶏のひき肉」という事になります。
カットの方法で傷み方が異なるのは、空気に触れる面積が多ければ多いほど傷みが早いためです。
お肉の冷蔵庫での保存の目安は?
上記のようにカットの方法や購入したタイミングで異なってはきますが、冷蔵庫での保存の目安としては、牛肉で3〜7日、豚肉で2〜4日を限度としておくと良いでしょう。
鶏肉は傷みやすいので、保存を想定するのであれば、冷凍庫が冷凍するのがオススメです。
お肉の冷凍庫での保存の目安は?
加熱、生、どちらも最大で1ヶ月を限度に考えておくとよいでしょう。
冷凍庫での保存のポイント
冷凍したお肉を解凍して、再冷凍すると旨味が落ちるのでオススメしません。最初の冷凍時に、1回の調理する量や、レシピを想定してカットや小分けにしておくのが良いでしょう。
空気に触れる事で傷みが進むので、ラップで包む時は出来る限り、空気が入らないように気をつけましょう。さらにジップロップなどのフリーザーバッグに入れて保存するのがオススメですが、その際にはストローで中の空気を吸って、なるべく真空状態にして閉じると良いでしょう。
魚の保存方法
魚の傷みが進む原因を把握しよう
魚の傷みが進む原因には2つあります。1つは魚のワタ(内蔵)です。内蔵から先に傷んでいくので、冷蔵庫、冷凍庫どちらで保存するにしても、丸ごと1匹を購入した時には、保存する前に、包丁でさばいて内蔵を取り除いておく事が重要になります。
もう1つは、水に長時間触れてしまうことで傷みが進んでしまいます。
魚の冷蔵庫での保存方法
切り身を購入した場合、トレイの中に水分を吸収するためのシートが入っているかと思います。
冷蔵庫で保存する場合はトレイから取り出して、キッチンペーパーを用意し、切り身を移し、キッチンペーパーを下に敷いて、一緒に空気が入らないようにラップして保存するのが良いでしょう。
丸ごと1匹の場合は、ワタを取り除き、キッチンペーパーで水分を拭き取り、こちらもやはりキッチンペーパーを下に敷いて空気が入らないようにラップしましょう。
魚の冷凍庫での保存方法
冷凍庫の場合もワタを取り、水分をしっかり取っておく事が重要です。冷凍保存の限度は2週間ぐらいを目安にした方がいいでしょう。
また冷凍保存したお魚は、解凍後は加熱処理する事が前提となります。お刺身などの生食はNGです。
野菜の保存方法
冷蔵庫での保存が向かない野菜もある
きゅうり、ピーマン、かぼちゃ、なす、じゃがいも、たまねぎ、さつまいも、さといもなどは、10〜14度のいわゆる「冷暗所」といわれる所での保存が最適と言われています。
秋から冬、春先にかけては冷蔵庫に入れる必要はありません。ただし気温が高くなる夏場では冷蔵庫以外で10〜14度程度を維持できる場所を用意するのは難しいので、冷蔵庫(れきれば野菜室)に入れて保存した方がいいでしょう。
野菜の冷蔵庫での保存方法
野菜はエチレンという老化促進ホルモンを放出しながら、徐々に傷んでいきます。冷蔵庫の中でそれぞれの野菜がむき出しの状態になっていると、まだ新鮮な野菜が他の野菜のエチレンガスの影響を受けて、傷みやすくなってしまいます。
それぞれの野菜は、新聞紙やキッチンペーパー、ラップなどでくるむのがオススメです。
最近ではエチレンガスを吸着し鮮度を保つビニール袋が売られています。
こういうのを利用するのも手ですね。
また置き方にもちょっとした工夫をすると保ちが違うといいます。葉先を上に、根を下に、育っていた状態で保存させるようにしましょう。野菜室で葉物を立てるのが難しいという場合は、牛乳の紙パックなどを利用するとよいでしょう。
野菜の冷凍庫での保存方法
野菜は下茹でや電子レンジでの加熱処理をする事で大抵のものは冷凍保存する事が可能です。使いやすい大きさにカットして、小分けにしてラップし、さらにフリーザーバッグに入れ、出来る限り空気に触れないよう保存すれば約1ヶ月は保つでしょう。
まとめ
- 肉の傷みやすい順番、鶏・豚・牛、ひき肉・スライス・ブロックの順番は頭に入れておきましょう。
- 魚の傷みの原因はワタ(内蔵)と水気。
- 野菜は加熱処理して冷凍保存できますよ。
日時: 2014年06月06日 09:11:男の節約道 > 節約術 > 食費の節約術 > 調理や保存のコツ
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