調理方法を工夫するだけで全然違う！ガスコンロでの節約方法
調理器具の使い方や選び方でガス代は変わってきます。ここではガスコンロのガス代の節約方法について解説します。
コンロの火加減は「中火」までが基本
ガスの炎が鍋の外側まではみ出しているのはガス代の無駄で、非常に効率の悪い状態です。
一般的な鍋やフライパンであれば、「中火」までで充分に調理が可能です。小さい鍋であれば、さらに小さく「中火」から「弱火」の間で充分です。
「強火」にする必要性はほとんどありません。無駄なガス代を浪費していると認識しましょう。
定期的なメンテナンスも重要
コンロが目詰まりしていると効率が落ち、不完全燃焼の原因にもなり危険です。定期的な掃除を行いましょう。
掃除は調理直後は避け、コンロ周りの熱が冷めて、元栓を締めてから金ブラシなどで汚れを落としてください。
ガス代を節約する為の調理の工夫
お湯を沸かす時
使う分だけのお湯を沸かすようにしましょう。魔法瓶に入れて保温するなら、魔法瓶に一度水を入れて、その分をケトルに注いで沸かせば無駄がありません。
さらに魔法瓶の中のお湯も毎回余るようなら、さらに減らして余計なガス代をかけないようにしましょう。
またお湯を沸かす時は蓋をする事を絶対に忘れない事。ケトルには蓋がついているので忘れる事は少ないですが、鍋で沸かす時ついつい忘れてしまいがちです。
お湯が沸くまでの時間の短縮になりガス代の節約になります。必ず蓋をしましょう。
適切なサイズの鍋やフライパンを用意する
調理する食材の量にあったサイズの鍋やフライパンを用意する事で、火力を無駄なく調節する事ができます。
鍋なら大中小と3種類、フライパンなら大と小と2種類ほど用意しておけば良いでしょう。
鍋底の水滴は拭きとってから
洗ったばかりの鍋を調理に使う場合は、鍋底の水滴を拭き取ってからコンロにかけましょう。わずかではありますが、余計なガス代を消費してしまいます。
パスタは鍋よりフライパンで茹でる
パスタを茹でる時は、できる限り大きい鍋でたくさんのお湯で茹でると良いとされていますが、実は平たいフライパンでお湯を沸かしても充分美味しいパスタを茹でる事ができます。
沸かすお湯の量がすくなければ、その分ガス代が浮きます。
電子レンジを上手に活用
電子レンジを上手に活用する事で、ガス代を節約する事ができます。
鍋やフライパンなどで野菜を調理する前に、電子レンジでラップをして軽く30秒〜1分ほど加熱して下茹でする事で、ガスの使用時間を短縮する事ができます。
またコップ一杯分だけのお湯が欲しい時は、ガスで沸かすよりも電子レンジでの加熱のほうが効率的で、節約になります。
ガス代の節約になる調理器具を使う
ガス代が節約できる調理器具があります。
圧力鍋
圧力鍋なら一度煮立たせて加圧してしまえば、短時間の弱火でじっくりと煮込む事ができます。
ガスの火力も使用する時間も節約できます。
保温調理鍋
保温調理鍋とは、ガスで煮立たせた鍋を、断熱性の高い容器に入れて保温する事で弱火で煮込むのと同じ状態にさせる事ができるものです。
時間の短縮はできませんが、保温調理なので中身を焦げ付かせてしまう心配がありませんし、煮立たせて容器にいれてしまえば一切ガスは使いません。
半分以下のガス代で済んでしまうのが魅力です。
まとめ
- 鍋やフライパンからはみ出してしまうほどの火力は、効率が悪くガス代の無駄です。火加減は「中火」までを基本としましょう。
- 定期的に掃除をして、目詰まりを解消して効率ダウンを防ぎましょう。
- お湯は使う分だけ沸かしましょう。
- 蓋をすれば熱効率がアップします。忘れずに。
- 調理する量にあった大きさの鍋やフライパンを使えば効率的でガスの無駄がありません。
- 鍋底の水滴は拭きとってから調理。
- パスタはフライパンで美味しく茹でる事ができます。
- 電子レンジで野菜を軽く下茹ですれば節約になります。
- 圧力鍋や本調理鍋を使えばガスを使う時間を減らす事ができます。
日時: 2013年12月04日 08:18：男の節約道 ＞ 節約術 ＞ ガス代節約
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サムリ。1974年4月生まれ、東京都出身、埼玉県在住。二児の父。フリーランス。
