給湯器のガス代の節約方法
給湯器は使い方の工夫だけではなく、給湯器の設備を根本的に見なおす事で光熱費を節約する事が可能になります。
ここでは給湯器の種類を解説し、給湯器のガス代を抑える方法を紹介します。
給湯器の種類について
ガス給湯器
都市ガスとLPガス(プロパンガス)があります。ガス代を節約するなら、エコジョーズへの切替がオススメです。
エコジョーズはガス給湯器の一種ですが、通常の給湯システムで20%ほどロスしていた排熱を再利用する事で、効率よくお湯を沸かす事ができます。
初期費用がかかりますが、約13%のガス代が節約できると言われています。
電気給湯器
給湯をガスから電気に切替えるというのも一つの方法です。エコキュートも電気給湯システムの一種です。こちらも、切替えに初期費用がかかります。
普段の生活のガス代と電気代の使用料にもよりますが、夜間の電力でお湯を沸かす事になるので、夜間の電気代を割安にする「電化上手」や「おトクなナイト」(どちらも東京電力でのプラン名になります)などの料金プランを選択したり、オール電化や太陽光発電の導入を並行して検討するとさらに節約になる場合があります。
灯油給湯器
割安な灯油でお湯を沸かすという選択肢もあります。
ただし灯油タンクのスペースが必要となり、都度給油の手間がかかります。ガスや電気からあえて灯油に切り替えるメリットはおそらくないと思います。
台所での給湯器の節約方法
なるべく使わない
洗い物などの場合、しつこい油汚れの場合以外は、できる限り給湯器は使わないのが一番です。冷たい水だと手荒れが心配という方はゴム手袋を使うとよいでしょう。
1度下げる努力
どうしても使いたいという方は、今よりも1度下げる努力をしてください。1度違うだけでガス代は変わってきます。
溜めすすぎが基本
洗い物は溜めすすぎが基本です。
洗っている最中は水であれ、お湯であれ、しっかり止めて、すすぐ時には、洗い桶を使って溜めすすぎをしましょう。
給湯器の電源が入ってるとガス代がかかる?
給湯器のスイッチ(電源)が入っていると、口火がつきっぱなしになっていてガス代がかかっているのではないかと心配される方がいるかもしれません。
しかし最近の給湯器で口火がつきっぱなしになっている事はありません。給湯器のスイッチが入ったままで消費しているのは、ガス代ではなく電気代の方です。
しかも待機電力として、給湯器はかなり高い電気を消費しています。
ガス代には関係ありませんが、家計全体を考えた時に無駄な電気代かかるのは困りものです。マメにスイッチを切る習慣をつけましょう。
まとめ
- 給湯システムをガスから電気などに変更する事で大幅な節約が可能ですが、初期費用がかかりますので、総合的に判断しましょう。
- 台所ではなるべくお湯は使わない。使うとしても1度下げる努力を。洗い物は溜めすすぎが基本です。
- 給湯器の電源が入ったままで消費しているのはガスではなく電気。待機電力の消費量はかなりのものです。使っていない時は必ず切る習慣をつけましょう。
日時: 2013年12月03日 06:36:男の節約道 > 節約術 > ガス代節約
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