都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違いは?そしてどっちが安い?
ガス代が安いのは都市ガス、LPガス(プロパンガス)どちらでしょうか?また今の住居のまま変更する事は可能でしょうか?
ここではガスの種類とその違い、また変更する方法と可能性について解説しています。
都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違いについて
都市ガスとLPガス(プロパンガス)を比較してみましょう。
都市ガス | LPガス | |
---|---|---|
原料 | メタンが主成分の天然ガス | プロパン、ブタンが主成分の液化石油ガス |
供給方法 | 供給所からガス管を通して継続的 | 業者がボンベを配送し定期的に交換 |
重さ | 空気より軽い | 空気より重い |
値段 | 安い | 高い |
メリット | 換気効率が良い | 災害時の復旧が早い可能性が高い |
デメリット | 災害時の復旧に時間がかかる可能性がある | 換気効率が悪い |
結論としてはLPガス(プロパンガス)よりも都市ガスの方が安いです。ただ料金以外でもそれぞれメリットとデメリットがありますので、参考になさってください。
どれぐらいガス代が違うのかシミュレーション
プロパンから都市ガスの料金シミュレーション|東京ガス株式会社
東京ガスが基準となりますが、LPガス(プロパンガス)と比較できるサイトがありますので、参考になさってください。
どれくらいの料金の差があるかご理解いただけると思います。
途中でガスの種類を変えることはできるのか?
都市ガスが安いことは分かりましたが、現在LPガス(プロパンガス)を使用している家庭は引っ越す以外に選択肢がないのでしょうか?
少しでも安くするための方法はないのでしょうか?
LPガス(プロパンガス)から都市ガスへの変更は難しい?
ずばりLPガス(プロパンガスから)都市ガスへの変更は難しいでしょう。
まず近くまでガス管が通っていないと話になりません。
マンションの場合、ガス管を通すだけではなく、給湯器等全ての機器をLPガス(プロパンガス)用から都市ガス用に変更しないといけません。
暮らしている人も全員、ガスコンロを都市ガス用に変更する必要があります。
切り替えにかかる費用を考えると、対応してもらえる可能性はあまり高くないと考えるべきでしょう。
持ち家の場合も、変更は可能ですが、初期投資に約20万円近くはかかると言われています。初期投資(イニシャルコスト)と月々のガス代(ランニングコスト)を考慮して考える必要があります。
ガスの使用状況によっては10年〜15年で初期投資分を回収でき、以後節約となります。長い期間で考える必要がありますね。
LPガス(プロパンガス)の業者を変更することは可能
LPガス(プロパンガス)は都市ガスと違い、自由料金なので、販売する業者によって料金はマチマチ。
高い業者から安い業者に変更することは可能です。
マンションなどの集合住宅の場合は、お隣さんなど複数で大家さんに掛け合えば、変更に向けて動いてくれる事は充分あります。
事実、私のマンションは、私以外の住人の方々が大家さんに、安い業者の見積もりを持ってお願いし、変更してもらいました。
ガス機器を交換する必要がないので、持ち家の場合でも変更は簡単に出来ます。
まとめ
- ズバリ都市ガスの方が安いです。引っ越す時はガスの種類の確認を忘れないようにしましょう。
- LPガス(プロパンガス)から都市ガスに変更するには、初期投資がかかり、マンションなどの集合住宅の場合は、大家さんにかけあっても実現は難しいでしょう。持ち家の場合、初期投資を回収するのに10年〜15年はかかると考えてください。
- 安いLPガス(プロパンガス)の業者に変更するのは、比較的簡単です。マンションなどの集合住宅の場合は、お隣さんなどと相談して複数で、大家さんに相談すると良いでしょう。
日時: 2013年12月01日 16:50:男の節約道 > 節約術 > ガス代節約
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