台所での節水方法
ここでは、調理や食器洗いなど台所での節水方法について解説します。
食器洗いをする時の節水方法
出しっぱなしは厳禁
水の出しっぱなしは厳禁です。スポンジで食器を洗っている時は、水道は止めて、すすぐ時は洗い桶を使って、溜めすすぎを基本としましょう。
洗い桶を使う事で、残りの食器の泡が効率よく落ちていくので、少ない水ですすぐ事ができます。
すすぎはシャワーの方が効率が良い
すすぎはシャワーの方が少ない水で効率よく食器の泡を流してくれます。通常のシャワーでも良いですが、さらに節水機能を持ったシャワーヘッドに取り替えれば、さらに節水効果が期待できます。
しつこい汚れには浸け置き
なかなか取れないしつこい汚れや焦げ付きには、すぐには洗わずに、しばらく水に浸けておくと、落としやすくなります。
食器洗い機は節水になるか?
結論から言えば、食器洗い機は手洗いと比較して、確実に節水になります。
ただし、水道代を抑える代わりに、電気代が発生します。光熱費全体で考えると、それほど大きな金額を浮かせる所まではいかないと思われます。
食器洗い機の最大のメリットは節水効果よりも、手間と時間が省ける点にあります。時間の節約というのも、豊かな生活を送る上では重要なポイントになります。
無洗米で節水
米のとぎ汁には問題がある
実はお米のとぎ汁に含まれるヌカは、下水処理を行わずに川などに流されるとヘドロになり水質汚染の原因になるといわれています。
節約以前の問題として、とぎ汁を捨てない努力をする事が重要になります。
環境汚染のひとつ
お米のとぎ汁にはリンやチッソなどの栄養素が多く含まれています。これらの栄養素は無機質であるためバクテリア分解に頼る通常の下水処理施設では分解されずに河川、湖沼や海洋に放出されてしまいます。
下水処理技術の高い下水処理場でも、チッソ53%、リン34%が処理しきれず素通りしてしまいます。(東京都下水局のデータより)。チッソ、リンが水の富栄養化をもたらし、水道水の嫌な臭いや、赤潮、アオコなどの発生原因になってしまうのです。
無洗米という選択肢
無洗米であれば、とぎ汁が出ませんし、とぐ為に必要な水も入りません。
多少割高感がありますが、特に寒い冬場などだけでも取り入れる事で、家事負担の軽減、節約効果、環境美化が期待できます。
まとめ
- 食器洗いは、出しっぱなしは厳禁。洗い桶を使って、溜めすすぎを基本としましょう。
- 節水シャワーを取り付ける事でさらに節水できます。
- 食器洗い機は節水になりますが、その代わり電気代がかかるので、大幅な光熱費の削減には繋がりません。しかし手間と時間が省けるのが大きなメリット。
- 無洗米なら、とぎ汁が大量に出る事がないので、節水になります。
日時: 2013年12月24日 14:48:男の節約道 > 節約術 > 水道代節約(節水)
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