引越し業者に頼らない!レンタカーで自力の引越しは本当に安くなるのか?
引越し業者に頼まずに、全て自力でやってしまった方がレンタカー代だけで済んで節約になると言います。これは果たして本当でしょうか。
自力で引越しをするメリットとデメリットを検証してみましょう。
費用は梱包代とレンタカー代
自力で引越しをする場合、費用としてかかるのはダンボールやガムテームなどの梱包代とレンタカー代になります。
ダンボールは格安サイトで購入する方法もありますし、もっと節約したい場合は、ホームセンターやドラッグストア、スーパーなどから調達する方法もあります。
費用だけで考えると圧倒的に自力で引越しをした方が安く済み、節約になります。
レンタカーも最安値を探して見積もりできる
レンタカーも引越業者と同じで、複数の業者から見積りをとって安い所を探す事が可能です。
全国12社の業者から一括検索をかける事ができて非常に便利です。
引越し用のレンタカーに限界がある事を知っていますか?
レンタカーは当然自分が運転をするので、自分の免許証の範疇を超えた大きさは運転することができません。
普通免許で運転できる限界は最大積載量5t未満、車両総重量8t未満(2007年6月2日以降に免許を取得したドライバーの場合は最大積載量3t未満、車両総重量5t未満)となっています。
そしてレンタカーで扱っているのは最大積載量が2t〜3tのもの。このサイズで引越しができるのはせいぜい2〜3人まで。部屋数にして2〜3部屋が限界です。
4人以上のファミリー層ではレンタカーを2台借りるか、あるいは2往復するしかありません。レンタカー的には4人以上のファミリー層はちょっと厳しいという印象です。
最大の問題は運ぶ人の手配
さらに問題となるのが荷物を運ぶ人です。冷蔵庫など大型の荷物は女性では到底無理。男性が2人がかりで運べるシロモノです。兄弟や親戚、友人などにお願いすることになります。
力はあるが運搬の素人
仮に力があっても皆運搬の素人です。一つ一つ試行錯誤で運ぶ事になります。見立てが甘く、力尽きて途中で荷物を落としてしまったり、壁にぶつけ破損してしまったり、トラブルが起こる可能性があります。
まだ段取りも悪いので、プロに頼むよりも時間がかかってしまう可能性が高いです。
お礼という出費
手伝ってくれた人にお礼の1つもないというのは失礼な話になります。引越しが無事に完了した後は、そのお家や近くのレストランや飲み屋さんなどで夕飯やお酒をごちそうする事になるケースが多いです。
人数が多ければ多いほど、引越しの効率は上がりますが、その分お礼の出費が高くついてしまう事もありえます。トータルで計算したら、プロの業者に頼んだほうが安く済んでしまう事もあるかもしれません。
自力の引越しで安く済むのは?
総合的に判断すると、家族の多いファミリー層は時間と労力が大きくかかるだけでなく、下手をすると余計にお金がかかってしまう可能性があります。
自力の引越しに向いているので2tトラック1台と少ない人員で済む、一人暮らしの単身者と、新婚さんなどの二人暮らしの方までと言えそうです。
まとめ
- 自力の引越しで安く済ませることができるのは単身者と二人暮らしまで。
- ファミリー層ではレンタカー代と手伝ってくれた人へのお礼で逆に高くつく可能性も。
- 運ぶ人が素人であるという事は、落下や破損のトラブルもあるという事を認識しておきましょう。
日時: 2014年11月25日 23:46:男の節約道 > 節約術 > 家賃と引越しの節約術
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