いきなり店舗はダメ!部屋探しでインターネットを活用すべき理由
今より安い家賃の部屋を探そうと、いきなり仲介業者の店舗に予約もリサーチもなしに、フラリと足を運んではいけません!
安くて住みやすい良い物件を見つけるためには、賃貸住宅情報サイトを活用して事前リサーチしておく必要があります。なぜネットを活用すべきなのか?その理由を解説します。
チラシや店頭の客寄せ物件に注意せよ!
チラシや仲介業者の店舗の前に貼りだされた物件の中には、ビックリするような安い物件が掲載されている事があります。
しかしこれらの中には客寄せ物件または、釣り物件、おとり物件と言われるものがあり、実はすでに入居者が決まっているにも関わらず掲載し、お客さんを店内に呼びこむ為のワナとして仕掛けている場合があります。
店頭に入ってしまえばコッチのもの「あ〜そちらの物件、つい先日入居者が決まってしまったんですよ〜。でもよろしかったら似たような間取りでオススメの物件があるので準備しますね〜」と言って、仲介業者が薦めたい物件に誘導されてしまう。なんて事があります。
フラッと駅前を歩いて、適当に仲介業者の店内に入ってしまっては、情報不足の状態です。判断材料は業者の営業トークのみとなってしまって大変危険です。事前にリサーチしておく事が重要になります。
ネットでリサーチして相場を把握しよう
店舗に出向く前、下見をする前に是非インターネットでリサーチしましょう。
検索で簡単に求める物件の一覧が手に入る
- 無料で利用できる
- 求める物件の一覧が簡単に入手できる
- 余計な押し売り、押し付けが一切ない
- 時間をかけてじっくり検討できる
- 求める条件がかたまってくる
などのメリットがあります。いきなり店舗に行ってしまうと、担当者の段取りで進んでしまいます。
求める条件もまとまらず、近隣の相場も知らずに担当者の言われるがままでは、不利です。しっかりと条件と情報という交渉材料を持って、店舗に行くべきです。
抑えておくべき点
ここで重要なのは、求める条件の物件の今の相場を把握しておく事です。
- 駅に近い物件、遠い物件
- 1階の物件、2階以上の物件
- 新築と築年数が古い物件
- 1部屋減った時、増えた時
などなど、どこが変わるとどのくらい家賃に違いがあるのか、知っておくと変な物件を掴まされる心配がありません。
そして全ての条件を満たす物件というものはなかなか見つからないものです。探しながら条件の優先順位を付けておくのも重要です。
気になる物件があったら問い合わせ
地域や具体的な物件の目星が立ったら情報サイトから問い合わせのメールを送りましょう。この時に条件を知らせて、店舗に出向く日取りを打ち合わせしておけば、事前に条件にあう物件を用意しておいてくれるので時間の節約にもなります。
複数のサイトで検索しよう
賃貸の情報サイトは複数あります。そこにしか載っていない物件というのものあるので、複数のサイトを利用して検索してみましょう。
アパマンショップ
店舗数ナンバーワンが売りのアパマンショップ。問い合わせた後に出向く際に便利ですね。
Ponta(ポンタ)カードに対応しているとの事で、来店するだけで10Pがもらえます。また契約が成立すると仲介手数料の1%がポイントとして還元される仕組みです。
さらに物件によっては毎月の家賃からポイントが貯まる所もあるようです。
参考記事「Ponta(ポンタ)カードで節約する方法」
マイナビ賃貸
就職や転職を支援するマイナビが運営する賃貸情報サイトです。
ネットや間取りだけで決めてはいけない
ネットで調べていると「これだ!」と思える物件に出会えるかもしれません。しかしネットだけで判断するのは絶対にやめてください。
ネットに載っていない物件がある
まずネットに載っていない物件があります。仲介業者にも都合があります。はやく入居者を決めてしまいたい物件を優先して出していきたいという思惑があります。
もしかしたらもっといい条件の物件があるかもしれません。慌てず焦らず、掘り出し物件に出会える可能性を潰さないようにしましょう。
間取りだけではわからない事が多い
間取りや写真だけの情報では分からない事がたくさんあります。
- 匂い(タバコ、下水の異臭)
- 天井の高さ(低いと狭く感じます)
- 日当たり(ベランダが南向きでも目の前に建物があれば意味がありません)
- 部屋以外の設備(エレベーターや駐輪場、駐車場)
- 周りの環境(工場や車などの騒音など)
- 雰囲気(近隣の住民の雰囲気含めて)
これらの事は実際に足を運んで下見をしないと見えてきません。どんなに良い物件でも必ず下見をしましょう。
まとめ
- なんのリサーチもなく店舗に足を運ぶのはやめましょう。客寄せ物件にも注意です。
- インターネットの賃貸情報サイトを活用して、相場をリサーチしておきましょう。
- 賃貸情報サイトは複数あります。そこでしか紹介されていない物件もあるので複数利用しましょう。
- インターネット上だけで決めてはいけません。必ず店舗に行き、下見をさせてもらったうえで判断するようにしましょう。
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日時: 2014年11月19日 22:25:男の節約道 > 節約術 > 家賃と引越しの節約術
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