男の節約道節約術家賃と引越しの節約術

家計が苦しいなら最大の固定費「家賃」を見なおせ!

節約生活の基本は固定費を見直すこと。固定費といってもいろいろありますが、最大の出費となるのがズバリ「家賃」です。

「どうしても家計がやりくりできない」その理由は家賃かもしれませんよ。あなたにあった適切な家賃とは?安くする方法は?徹底的に解説します。

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適切な家賃の金額とは?

一般的には手取りの1/4から1/3(25%〜33%)ぐらいが家賃として出せる金額の理想です。例えば

  • 手取り20万円なら:5万円〜6.6万円
  • 手取り30万円なら:7.5万円〜9.9万円
  • 手取り40万円なら:10万円〜13.2万円

となります。もちろんこれよりも安い家賃の所に住んでもまったく問題ありません。ただしこれは1ヶ月分の家賃ではありません。2年毎にやってくる更新料を24ヶ月分で割った金額をプラスしてください。

この金額を超えてしまうと、いくら他の生活費を切り詰めても家計が苦しく、やりくりが難しくなります。

毎日コツコツと食費や生活費を節約する努力をするよりも、家賃を見直した方が、簡単で効果が大きく家計は一気に改善します。

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家賃を安くする方法

家賃を安くする方法は以下になります。

今より安い家賃の所に引っ越す

簡単な話、今より安い家賃の所に引っ越せば解決です。しかし引越にはお金がかかります。新たに部屋を借りるには賃貸契約の費用がかかります。これは家賃1ヶ月分の5〜6倍はかかると言われています。

また引越し代もかかってきます。家賃というランニングコストは下がりますが、賃貸契約、引越代というイニシャルコストが発生するので、そのバランスを検討する必要があります。

長期的に考えれば、例えば家賃が1万円下がれば、1年間で12万円、5年間で60万円、10年間で120万円の節約になります。新しい引越し先にどれくらいの期間住む予定なのかを考えてみましょう。

例えば数年後にマイホームを持つ予定であれば、家賃の値下がり分よりも賃貸契約と引越代の方が多くかかってしまう可能性が十分にあります。

目先の家計に縛られず、長期的な視野で検討する必要があります。

賃貸契約時に値引き交渉もできる

新しい部屋探しの際に、Webなどで提示されている家賃から、さらに値引き交渉する事が可能です。必ず値引きできるわけではありません。あくまで交渉の余地があるという事です。

私は値引きできないか相談して実際に2,000円下げてもらった事があります。

参考記事「賃貸契約のタイミングで家賃の値引き交渉を成功させる為のポイント

更新時にも値引き交渉ができる

家賃を安くする方法は引越するだけではありません。今住んでいる所のまま家賃を安くする事も可能です。

それは2年毎にやってくる契約更新時です。明確な理由を単刀直入に伝えて相談する事で、安くしてくれる可能性があります。

参考記事「契約更新時に家賃の値引き交渉を成功させる為のテクニック

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引越の時は家賃だけを考えてはいけない

新しい部屋探しの時に家賃という固定費だけで判断してはいけません。住む部屋によって様々な生活費に影響が出てきます。

都市ガスとプロパンガス

都市ガスとプロパンガスではガス料金がまったく異なります。ズバリ都市ガスのほうが安いです。1,000円でも安い家賃を求めて誤ってプロパンガスの部屋を選んでしまうと、家賃で得してもガス代で損してしまいます。

参考記事「都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違いは?そしてどっちが安い?

日当たり

日当たりの悪い部屋は人気がありませんから、往々にして家賃は安いものです。

しかし日当たりが悪ければ洗濯物が乾きにくいというデメリットが出てきます。下手をすると乾燥機を導入しないといけないかもしれません。電気代またはガス代が余計にかかりますね。

日当たりは部屋の温かさにも影響します。冬場の暖房費も差が出てきます。

洗濯機の置き場所

洗濯機の置き場所がベランダや玄関前など屋外の場合、洗濯機が雨風にさらされるので寿命が短くなる傾向があります。

またお風呂場から離れてしまうので、お風呂の残り湯を使って洗濯するという節水ができません。

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家族が増えて手狭になってきた場合

今の家賃に問題はないけれど、子供が生まれて家族が増えて手狭になってきた場合、引越を検討する前に出来る事があります。それは断捨離「ものを捨てる」です。

家賃とは部屋のスペースにお金を払っているという事です。無駄なもの、壊れているもの、使っていないものでスペースを埋めてしまうのは家賃の無駄です。手狭になってきたと感じたら、まずは徹底的にものを処分してみましょう。

物を処分すれば、そのぶん確実にスペースが生まれます。今から2年遡って使っていないもがあればそれは不要品です。いつか使う、あれば便利といつまでも取っておいてもなんのメリットもありません。思い切って捨ててしまう事です。

スペースを確保して有効活用する事も家賃の節約といえるでしょう。

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まとめ

  • 適切な家賃は1/3以下。大幅に超えているようなら引越を検討すべきでしょう。
  • 引越をする時は、賃貸契約料と引越代を考慮して長期的な視野で検討しましょう。
  • 賃貸契約時、更新時に家賃の値引き交渉をする事ができます。絶対に成功するわけではありませんが、してみる価値はあります。
  • 家賃という固定費だけに目を向けすぎると、他の生活費に無駄が生まれる可能性があります。部屋探しは総合的に判断しましょう。
  • 家賃とは部屋のスペースにお金を払っているという事。いらないものは徹底的に処分してスペースを有効活用しましょう。
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日時: 2014年11月14日 08:14:男の節約道節約術家賃と引越しの節約術

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管理人紹介

サムリ。1974年4月生まれ、東京都出身、埼玉県在住。二児の父。フリーランス。

安月給の会社に就職と同時に一人暮らしをはじめる。貧乏を経験するも、そこで家計のやりくりに目覚め、結婚資金を貯める事に成功。転職を経て、結婚。その後フリーランスとして独立。収入は不安定ではあるが、現在も節約生活を実践し頑張っています。詳しいプロフィールはこちら

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