部屋探しの前に明確にしておくべき!あなたにピッタリの家賃の決め方
家賃は一番大きい出費です。不動産屋さんで部屋探しを始める前に、家賃に出せる予算をしっかり決めておきましょう。
ここではあなたにピッタリの家賃の予算の決め方を紹介します。
家賃は一番シビアに考える
一度契約して決まってしまったら、節約のしようがなく、そして出費の中で一番大きい金額なのが家賃です。
光熱費などの節約術では、万単位の金額を浮かせる事は難しいですが、家賃が5,000円安いだけで、年間6万円も差が出ます。
節約生活をする上では一番シビアに考えるべき項目といえるでしょう。
更新時の費用も込みで考える
賃貸契約は2年が基本。2年ごとに更新料や保険料等の支払いが発生します。
この更新料の金額を2年間、24ヶ月分で割った金額と、1ヶ月分の家賃を足したものを毎月の家賃として予算を組んでおくと更新時の出費に慌てることなく対応できるのでオススメです。
部屋探しの時も、表記されている家賃より、プラス数千円の更新料が毎月かかると考えておくと良いでしょう。更新料は契約内容によって異なるので、しっかり確認しましょう。
最初の契約費用にも関係してくる
賃貸契約にかかる敷金、礼金、仲介手数料などは、家賃1ヶ月分が基本となって計算されます。
例えば敷金2ヶ月分、礼金1ヶ月分、仲介手数料半月分の場合
家賃6万円 | 家賃7万円 | |
---|---|---|
敷金2ヶ月分 | 12万円 |
14万円 |
礼金1ヶ月分 | 6万円 |
7万円 |
仲介手数料半月分 | 3万円 |
3万5千円 |
最初の家賃1ヶ月分 | 6万円 |
7万円 |
合計 | 27万円 |
31万5千円 |
実際に契約にかかる費用には、他に保険料等があります。
詳しくは「一人暮らしの費用「賃貸契約」を安く抑えるに把握しておきたい6つの項目」をご覧ください。
家賃が1万円違うと、賃貸契約時にこれだけの差が出てきます。もちろん更新料も同様に家賃を基準に計算されるので差がでます。
家賃は手取りの1/3以下で考える
家賃は手取りの1/3以下になるように予算を組みましょう。もちろん更新料を考慮した上で1/3以下です。
手取りが15万円以下の場合だと、1/3以下の家賃を探すのはなかなか難しいかもしれません。その場合は家賃以外の所で、しっかりと切り詰めて節約していく事が重要になるでしょう。
手取りが25万円を超えるようなら、家賃の予算を1/4までさらに下げる事も可能です。
「一人暮らしの費用「毎月の生活費」はどれくらい必要なのか?」を参考にして、家賃以外で自分はどれくらいの生活費が必要なのかを確認しておく事をオススメします。
実は家賃は値引き交渉ができる
契約前に値引き交渉ができる
必ず成功するわけではありませんが、契約前に家賃の値引き交渉をする事ができます。
筆者は実際に、仲介業者さんから大家さんに連絡を取ってもらい、値引き交渉をしてもらい、他の契約者には絶対に値引きの事を話さないという事を条件に2,000円安くしてもらった経験があります。
成功する為には様々な条件が必要になります。大家さんが空き部屋が多くて困っていて値引きしてでも入居して欲しいという事情があったり、仲介業者と大家さんとの関係が良好である事も重要になってきます。
また私達が部屋を選ぶように、実は大家さんも入居者を選んでいます。様々な条件を大家さんは仲介業者に提示しており、仲介業者はそれをしっかりチェックした上で、物件を紹介しています。
身なりの清潔さ、礼儀正しさなどが条件に入っている場合も少なくありません。値引き交渉を成功させるためにも、こちらも身なりを整えて部屋探しに挑みましょう。
更新時にも値引き交渉ができる
2年に1度の更新時にも値引きの交渉は可能です。
近所の物件の相場や自分のお財布事情等、明確な理由を持って、交渉してみる事は可能です。1,000円〜2,000円ぐらいが妥当でしょうか。
値引きできなかったら契約しないというスタンスはできるだけ避けて、高圧的にならず、お願いするという形で、軽い気持ちで相談してみましょう。
家賃の考え方 まとめ
- 家賃は一番大きな出費。シビアに考えましょう。
- 家賃1ヶ月分が基準で賃貸契約の金額が決まります。
- 家賃は値引き交渉が可能です。必ず成功するわけではありませんが、ダメ元で相談してみる事をオススメします。1,000円〜2,000円程度を限度として、あまり無茶ぶりはしないように気をつけましょう。
日時: 2013年09月17日 07:02:男の節約道 > 節約術 > 一人暮らしの節約 > 部屋探し
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