食費を抑える大きな味方「乾麺」を活用しよう
食費を抑えるために、オススメしたいのが乾麺の活用です。ここでは乾麺のメリットと注意点を解説します。
食費の味方「乾麺」の種類
乾麺とはその名の通り、乾燥させた麺類の事です。
うどん
乾麺の種類の中で一番太い麺がうどんになります。しかしうどんといっても実はその太さはマチマチで、うどんと明記してあるものの、ひやむぎ並の細さだったりする事もあります。
麺が太いという事は、それだけ茹で上がるまでに時間がかかるという事になります。
蕎麦(そば)
蕎麦粉を用いて作られています。つなぎを使わずに打った「十割そば」や蕎麦粉8に対して小麦粉2の比率で打った「二八そば」また山芋や長芋をつなぎに使ったそばもあります。
うどんと比べるとビタミンB1、アミノ酸、ルチンなどの栄養素が豊富に入っている事が特徴です。
素麺(そうめん)
うどんと同じ小麦粉と食塩と水で作られていますが、その細さに特徴があります。直径1.3mm未満をそうめんと定義します。
冷たくして麺つゆでいただくのが主流ですが、温かい汁に入ったにゅうめんや、ソーミンチャンプルーといって炒めものとして食べる方法もあります。
冷麦(ひやむぎ)
基本は素麺と一緒ですが、太さが微妙に違います。直径1.3mm以上~1.7mm未満とされています。(それ以上はうどんになります。)
中華麺
カンスイ(炭酸アルカリ)を用いて作られた麺で、黄色みを帯び、独特の香りが特徴です。
ラーメンや焼きそばなどに使われます。うどんやそうめんのように真っ直ぐなタイプと、縮れているタイプの2種類があります。インスタントラーメンも味付きの中華麺の乾麺といえますね。
パスタ
イタリアの麺類で、小麦粉と塩と水の他の卵が使われているのが一つの特徴です。細麺に太麺、縮れ麺に平打ち麺、マカロニやペンネといった多種多様な形があります。
味もペペロンチーノ、トマトソース、ホワイトソース、和風などバリエーションが豊富です。
ビーフン、フォー
お米から作られた麺です。ビーフンとは台湾、フォーはベトナムでの呼び名です。
日本では市販されているケンミンの焼きビーフンが有名かと思います。味が付いていて、野菜を入れて炒めるだけで簡単に1品できるので、重宝します。
乾麺を活用する5つのメリット
安い
1食分で考えるとお米と大差ない安さで購入できます。業務用スーパーなどで購入すればお米より安く購入する事も可能です。
様々な調理法がありますが、水にさらしてざるうどん、ざるそば、そうめん、ひやむぎなどであれば、後は麺つゆだけで食べる事ができるので、安上がりです。
長期保存が効く
生麺と違い、長期保存が効くのも大きなメリットです。腐らせてダメにしてしまう心配がないというのは一人暮らしの自炊には非常にありがたいものです。
無駄がない
必要な分だけ、使って残りは保存ができるので余ってしまう心配がありません。
短時間で作れる
うどんは茹で時間が少し長いですが、それでも10分前後。ご飯を炊くよりも短時間で出来上がります。
レパートリーが豊富
和洋中、汁物や炒めもの、様々なバリエーションで楽しむ事ができます。飽きずに楽しめるというのも非常に大きなメリットです。
乾麺の弱点「湿気」を防ぐ
乾麺は湿気に弱く、長期保存が効くといってもカビたり変色したりしては、使えなくなってしまいます。保存方法だけは充分注意しましょう。
中に入っている乾燥剤を捨てずに、ジップロップなどの密閉できる袋に入れて保管しましょう。最近では、乾麺の袋そのものに密閉チャックが付いている事も多いので、そういった種類を選ぶのも手です。
乾麺 まとめ
- 安くて、保存が効いて、早く作れる。種類も豊富な乾麺を有効活用しましょう。
- 乾麺の弱点は湿気。カビと変色に気をつけて保存しましょう。
日時: 2013年08月14日 18:00:男の節約道 > 節約術 > 一人暮らしの節約 > 食費
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