食材を無駄にせず自炊の効率を上げる3つの技
食費を節約するには自炊が一番です。しかし時々ではなく、できる限り継続して自炊をしないと節約の効果は出ません。ここでは毎日自炊を続けられるよう、負担を下げつつ、食費を節約する3つの技を紹介します。
食費節約の基本は「自炊」
食費を節約する為の基本はやはり自炊です。自炊のほうが高くつくという説がありますが、それは時々しか自炊しない為に、多くの食材を腐らせたり、余らせたりして無駄にしている事が多い場合だと思われます。
そう、自炊は基本毎日続けないと節約になりません。
毎日の自炊が大変な理由
- 忙しくて時間がない
- 面倒くさい
- 疲れる
こんな理由で、自炊を続けたくてもなかなか難しいという人が多いのではないでしょうか。
食費を節約するには、自炊の負担を軽くし、時間を短縮し、続けられない理由をクリアしつつ、食材を腐らせない、余らせない、食べつくす方法が必要です。
ではその3つの方法を紹介していきます。
まとめて作って冷凍保存
まとめて多めに作って、冷凍保存しましょう。食べたい時に電子レンジで解凍すれば、すぐに食べられるので上手く活用すれば毎日の自炊の負担が軽くなります。
御飯をまとめ炊きして冷凍保存
日本人の主食のお米。これをまとめて炊いて、一食ずつ小分けにして冷凍保存します。御飯を冷凍する専用の保存容器もありますし、市販のラップでも構いません。
炊飯器でご飯を炊くのは時間がかかりますが、これなら電子レンジで2分弱ですぐに、熱々のご飯を食べる事ができます。
お米が簡単に用意できれば、後は意外と楽なものです。
だし入りのお味噌を買っておけば、スプーン一杯お椀に入れてお湯を注げばお味噌汁は簡単に用意出来ます。
カレーやシチューも冷凍保存
カレーやシチューも数人分まとめて作ってしまいます。これなら野菜や肉を余らせる心配がありません。
汁物はラップで包むのは難しいので、電子レンジでそのまま解凍できる、密閉保存容器を使いましょう。こちらも1食分ずつ分けて冷凍するのがポイントです。
仕事の帰りが遅くなって、自炊をする時間がない状況でも、これなら電子レンジでチンするだけで、カレーライスを食べる事ができます。
ポイントは休日
ポイントは忙しい平日ではなく、時間に余裕のある休日に作ってしまう所にあります。
下処理をして冷凍保存
冷蔵庫で傷んでダメになってしまいやすい、野菜や肉や魚たちですが、簡単な下処理をして冷凍保存しておく事で、保存期間を伸ばし、調理の手間を軽減させる事ができます。
一食ずつ小分けにして保存
ひき肉やバラ肉などは、一食分ずつラップで分けて冷凍保存がオススメです。
アジの開きなどの干物も冷凍保存が可能です。食べる時は解凍しないでそのままグリルで調理できます。
野菜はカットして下茹でして保存
野菜はカットして、茹でるか電子レンジで加熱するかして冷凍保存します。カットする時に、何を作るのかを想定しておくと調理がスムーズに進みます。
こちらも一食ずつ小分けにして保存しましょう。
汁物でも炒めものでも、ちゃんとカットしておけば、解凍しないでそのまま鍋やフライパンに投入して調理が可能です。
冷凍保存の注意点
一食ずつ小分けにするのには理由があります。
一度冷凍したものを解凍し、それをまた再冷凍すると、味が落ちます。猛烈にまずくなるのです。ハッキリ言ってもう料理には使えません。
無駄なく使い切るには、ただ冷凍するだけではなく小分けにする事が重要です。
アレンジ料理で最後まで食べきる
まとめて作ったものを飽きずに最後まで食べきる方法は2つあります。
味を進化させていく
薄味のものから、濃い味、辛い味へと調味料を追加させて、味を進化させていく事で飽きずに食べきる事が可能です。
例えば、最初は麺つゆベースで味付けし、翌日には味噌を投入して味噌仕立てにし、三日目にはキムチを投入して辛い味にして食べきるというもの。
洋風で考えると、最初はコンソメベース、次はホールトマトを投入してトマト味、最後はカレーを入れて、辛い味にして食べきる。
中の食材が同じでも、味が変われば飽きもこないというものです。
調理方法をアレンジしていく
同じ味でも、アレンジしていく事で変化を楽しむ事ができます。
例えばカレー。最初は当然カレーライスとなると思いますが、余ったカレールウは
- カレーうどん
- カレーピラフ
- ドライカレー
- カレースープ
- カレーのホットサンド
- カレー味のコロッケ
などなど、食べ合わせを変えてみたり、食材を追加してみたり、調理方法を変化させる事で飽きにくくなります。
一人暮らしの食費の節約 まとめ
- 休日にまとめて作り、小分けにして冷凍保存しましょう。
- いつでも簡単に料理ができるよう、肉や野菜を小分けにしたり、下処理して冷凍保存。おかず作りがスムーズになります。
- 味を途中で変えたり、食材を追加したり、調理方法を変化させてアレンジする事で大量に作っても飽きずに食べきる事ができます。
日時: 2013年08月13日 08:10:男の節約道 > 節約術 > 一人暮らしの節約 > 食費
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