ノロウイルスなどの嘔吐下痢症を予防する方法
ここでは、ノロウイルスなどの嘔吐下痢症を予防する方法を紹介します。
嘔吐下痢症の症状について
牡蠣などの二枚貝を生で食した時の食中毒が原因となる事が多いですが、人から人への感染力が強いため、貝類を生で食べなくても、保育園や小学校、病院、老人ホームなどの集団感染する事があります。
潜伏期間は1〜2日ほど、症状発症もほぼ同じ1〜2日ほどとなっています。
その名の通り、激しい嘔吐と下痢に苦しみます。1日に何回もトイレに駆け込む事になります。体力の消耗が激しいのも特徴です。
嘔吐下痢症の治療法とは?
まず嘔吐下痢症を治す特効薬はありません。抗生物質も効き目がありません。
脱水症状にならないよう、こまめに水分を補給し、体内のウイルスを体外に出しきってしまうしか治す方法はありません。よって初期の下痢止めの服用はウイルスが体外に出るのを妨げてしまうので、かえって症状を長引かせてしまいます。
水分補給をしようと思っても吐き気がひどく、すぐに吐いてしまう場合は、点滴を行う必要が出てきます。
嘔吐下痢症の予防法
基本はやっぱり手洗い
やはり手洗いが基本です。石鹸でしっかり洗い、その後にアルコール系の消毒剤で殺菌する事で感染を防ぐ事ができます。
生食を避ける
嘔吐下痢症が流行している時期は、生食を避けましょう。牡蠣などの二枚貝はもちろんの事、生野菜や生魚、生肉も避けて、しっかり加熱した方が良いでしょう。
二次感染を防ぐ
子供など家族が感染し、吐いてしまった場合などの汚物の処理によって二次感染してしまう場合が非常に高いです。
処理する人は、マスクにゴーグル、手袋を着用し、他の人は汚物から離れるようにしてください。拭き取りの際に飛沫といって細かいしぶきが飛んできて感染する可能性があるためです。
拭き取りには塩素系の消毒剤や、漂白剤を使用してください。拭きとったタオルや雑巾は処分しましょう。
汚れた衣類にもウイルスは付着しています。そのまま洗濯機に入れると、洗濯槽がウイルスに汚染されてしまい、他の衣類に付着してしまいます。
洗濯機に入れる前に、塩素系の消毒剤で消毒するようにしましょう。
まとめ
- 予防の基本は手洗いです。
- 流行期間は生物の摂取は避けましょう。
- 一番気をつけたいのが家族が感染した時の二次感染。汚物の処理には最新の注意を払いましょう。
日時: 2014年02月19日 16:38:男の節約道 > 節約術 > 医療費・保険の節約
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