医療費を節約する為におぼえておきたい!上手な病院の付き合い方5つのポイント
医療機関へのかかり方を少し意識するだけで、医療費を節約する事ができます。ここでは無駄な医療費を払わない為の、上手な病院の付き合い方を紹介します。
かかりつけ医を持つ
病気や怪我をした時に、すぐに相談できるお医者さんを持つ事が医療費節約の大前提です。
家から近くで、待ち時間の短い医療機関を探しましょう。長く付き合う事で、カルテに病歴という情報が蓄積されていくので、無駄な検査が少なく、的確な診断が可能となり、医療費の節約につながります。
かかりつけ医を選ぶポイントとしては、どんな事でも気軽に相談できて、疑問や質問に丁寧に応えてくれるお医者さんである事。そして、必要に応じて紹介状を書いてくれる事(ほかの医療機関を紹介してくれる)です。
最初から安易に大病院に行かない
どうせ病院に行くなら、大学病院など大きい病院(ベッド数200床以上)の方が信頼できる、安心できると考えて、最初から大病院に通院してしまう人がいます。しかし紹介状がないと初診料に「特別料金」が加算される場合があります。
特別料金は1,000円〜5,000円程度で、全額自己負担となっています。
紹介状を書いてもらうにも費用がかかりますが、そもそもかかりつけ医に紹介状を書いてもらってまで大きい病院に通院するほどの症状であるかどうかが分かりません。
先にも書きましたが、やはり最初はかかりつけ医に診てもらうのが医療費の節約にもなり、診察時間も短く合理的です。
受診する時間帯で医療費は変わる
診療時間外に受診すると、初診料や再診料が割増になります。
初診料 | 再診料 | |
---|---|---|
時間外加算(深夜を除く診療時間外) |
850円
|
650円
|
休日加算(日曜、祝日、年末年始) |
2,500円
|
1,900円
|
深夜加算(22時〜6時の深夜) |
4,800円
|
4,200円
|
診療時間内の受診を我慢して、症状が悪化して辛くなって、深夜に受診するような事になると、何倍もの医療費がかかる事になってしまいます。
安易な通院も考えものですが、医療費をケチって痛みや症状を我慢するのは、健康とお金の両方の負担が大きくなってしまう恐れがあります。
安易なセカンドオピニオン(はしご通院)をやめる
複数の医療機関をはしご受診する事は医療費の無駄につながります。
都度、初診料がかかりますし、同じ検査を医療機関毎に繰り返す事にもなるので全体的に医療費がかさむ結果になります。
大きな病気や、専門的な知識を必要とする珍しい病気以外では、安易にセカンドオピニオンを利用する事は避けるべきでしょう。
また他の医療機関への転院を考えるのであれば、紹介状を書いてもらう事も忘れてはいけません。
ジェネリック医薬品を活用する
ジェネリック医薬品とは、後発医薬品ともいい、特許期間(物質特許)が切れた医薬品を、他の製薬会社が製造、供給する医薬品の事です。
他の製薬会社は、特許が切れた医薬品の成分をそのまま使って製造できるので、研究開発費がかかりません。その為、ジェネリック医薬品は、3割〜6割ほど、安い価格となっています。
薬の使用期限が切れている、または切れかかっていると勘違いされている方がいるようです。また古い薬というイメージもあり、効き目が弱いのではないかと疑っている方もいるようですが、そういった事はまったくありません。
ジェネリック医薬品を積極的に活用されるお医者さんと、消極的なお医者さんがいるので、処方される前に「できる限りジェネリック医薬品でお願いできますか?」と相談すると良いでしょう。
まとめ
- かかりつけ医を持ちましょう。
- 安易に大病院に行くのは避けましょう。行くときはかかりつけ医に紹介状を書いてもらってから。
- 受診する時間帯で初診料や再診料が変わってきます。できる限り診療時間内に受診しましょう。
- 安易なはしご受診は、初診料や検査料の無駄になります。
- ジェネリック医薬品を活用すれば、薬代を節約できます。
日時: 2014年03月10日 12:14:男の節約道 > 節約術 > 医療費・保険の節約
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