幸せに生きる為に覚えておきたい「生き金」と「死に金」という考え方について
先日、人生の大先輩よりお金について、とても良いお話を伺ったので紹介したいと思います。
お金には「生き金」と「死に金」の2種類があるというお話です。
生き金を使っていると人は幸せになれる
その人生の大先輩は、若い頃は貧しくかなり苦労されたそうです。しかし一生懸命働いて財をなし、今は悠々自適の生活を送っています。大先輩は、私に教えてくれました。
「幸せになりたかったら生き金を使いなさい。逆に死に金を使っていたり溜め込んでいたりするとドンドン不幸になるよ。」
生き金?死に金?クエスチョンマークがついている私に大先輩は教えてくれました。生き金と死に金という言葉には2つの意味がある事を。
生きているお金と死んでいるお金
1つ目の意味がお金そのものが生きている状態か?死んでいる状態か?という事。
お金は水と同じだと言います。常に流れている状態、清流では水は腐ることがありません。この時、水は生きているといえます。
しかし一度動きが止まり淀んでしまうと水は簡単に腐ってしまいます。腐ってしまった水は死んでいるといえるでしょう。
お金も、世の中に循環し続けている状態であれば生きていて、使われる事なくただ溜め込んでいるだけの状態であれば死んでいるという事です。
お金は使ってこそはじめて価値が生まれます。
何か大きなものを購入する目的を持って貯金をしているのなら問題はありませんが、何の目的も意味もなくただひたすらにお金を貯め続けている状態は、健全ではありません。
ただひたすらにケチでありつづける生き方は、死に金を集めているだけ。これでは決して幸せになれません。
貯めるなら目的を持つ事。そして貯めこみすぎず、適度にちゃんと世の中に流してあげる事。これが大事だと。
人を活かすお金と人を殺すお金
2つ目の意味が、そのお金の使い道は人を活かしているか?殺しているか?という事
お金が生きている状態にするためにジャンジャン使って経済にまわせれば、それで幸せになれるというわけではありません。
今度は使い方が問題になってきます。大先輩は言います。
「人の役に立つ事、人が幸せになる事、人が笑顔になる事にお金を使いなさい。」
これこそが人を活かすお金、本当の生き金だと。これは自分自身も含まれます。自分と、そして家族と友人を活かす為にお金を使うのです。
酒もタバコもギャンブルも度が過ぎれば、健康を奪い、人を不幸にする。死に金になる。
お金を使う時に、これは生き金か?死に金か?と自分に自問してみるといい。
いい事にお金を使うと、お金のことが好きになる。お金のことを好きになると、お金も私の事を好きになってくれる。だからどんどん仕事が舞い込んでくるのだと。
生き金は巡り巡って戻ってくる
「生き金は戻ってくるんだよね。」
雨が降り、川に流れ、海へ辿り着き、そして水蒸気となって空に舞い上がり、また雨となって降ってくる。水がそうであるようにお金も戻ってくると言います。
特に生き金は、巡り巡って戻ってくる。しかも大きくなって戻ってくる。根拠はないけどチャンスが来た時、そういう風に思うようにしている。
そう締めくくってくれました。
まとめ
うーん。深いですね。
自分の使おうとしているお金が「生き金」か「死に金」か、一度自分に問うというのは是非習慣にしたいと思いました。
日時: 2015年05月21日 12:43:男の節約道 > 節約術 > コラム
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