あなたにとっての無駄とは?闇雲に節約しすぎてはいけない理由

当ブログのテーマは「無駄を徹底的に減らして、心と時間とお金に余裕を生み出すライフスタイルを提案」する事です。
ここに一つ問題があります「無駄」とは具体的には一体何でしょうか?今回は無駄の定義と、節約術を生活に取り入れていく為のコツについて解説します。
そもそも無駄とは?
役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。無益。「―な金を使う」「時間を―にする」
そう無駄とはお金だけの事を指しません。無駄なお金、無駄な時間、無駄な労力。
当ブログも、ただひたすらにお金だけを節約する事に重きを置いていません。お金、時間、労力。この3つのバランスを常に考慮して、その時のベストな選択をする事が本当の意味での無駄を減らす、無駄をなくす事だと考えています。
しかしこの選択をする基準は人それぞれ異なるものです。
「お金・時間・労力」何が無駄かは人それぞれ
例えば、最寄りの駅からバスに乗らないと帰れないぐらいの距離に自宅があったとします。
そしてある日、終電ギリギリで最寄り駅につき、もうバスの終電が終わってしまったとします。移動手段は徒歩とタクシーしかありません。
タクシーに払うお金を「無駄」と考える人は、時間と労力をかけて徒歩で帰宅します。
逆に徒歩にかかる時間と労力を「無駄」と考える人は、お金をかけてタクシーで帰宅します。
私個人としては、徒歩にかかる時間と労力を無駄と考え、タクシーでの帰宅を選択します。
参考記事:「お金の節約」と同じくらい重要な「時間の節約」について考える
しかしこれは絶対に正しい答えというわけではありません。
体力に自信があったり、少ない睡眠時間でも平気な人にとっては徒歩での帰宅は苦ではないでしょう。また翌日が休日であれば、徒歩という選択肢が出てくる人もいるでしょう。
逆に翌日も朝早くから仕事がある、体力に自信がない、少しでも寝ておきたい。という人にとっては徒歩による時間と労力の消費は無駄という事になり、タクシーを選ぶ事になるでしょう。
このように、どこに重きを置くかで、何が無駄かは変わってきます。
支出の項目の無駄も人それぞれ
家計の支出も、どこを無駄と判断するかは、やっぱり人それぞれ異なります。
いろんな所に出かけて美味しいものを食べる事が人生で一番の楽しみ、という人にとっては外食費は無駄ではありません。
そんな人に外食費は食費を圧迫するから、外食する回数を減らしなさい!と言うのはあまりにも酷というものです。
同じようにお酒が大好きな人やゲームが趣味という人に、趣味や嗜好品は浪費だから全て無駄!節約のためカットします!というのもやっぱり可愛そうです。
人生の楽しみを排除してまで節約する事が「心と時間とお金に余裕を生み出すライフスタイル」豊かな生活と果たしていえるでしょうか?
違いますよね。
どこを無駄と判断するか、逆にどこは削らずにこだわりつづけたいか、それは人それぞれ。
大事な事は周りに流されず、しっかり自分で考える事です。節約サイトに載っていたから自分もやらないといけないという事は決してありません。
こだわる所はこだわり続け、他の所に無駄はないか、自分なりに探していく事が重要です。
ちなみに固定費の節約であれば、趣味嗜好に影響する事がなく、自動的に毎月引き落とされているものを削減するので、ほとんど人にとって取り入れやすいものだと思いますよ。
参考記事:どこから手を付けていいか分からない!節約初心者に伝授!固定費見直しのススメ!
まとめ
- 何が大事な事で、何が無駄なのか、その判断は人それぞれ。周りに流されず、自分にあった節約生活を構築しましょう
- 膨大な数の節約ネタを紹介していますが、ハッキリ言って全てを実践する必要はありません。というか全てやってはいけませんよww
- 大事なのは、日々の生活が幸せである事。我慢と苦痛の連続の節約生活なんて私もまっぴらゴメンですw楽しくやりましょうね
日時: 2015年06月09日 07:43:男の節約道 > 節約術 > コラム
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