男の節約道節約術電気代節約節電の基本

節電対策の前に電気料金の基本的な仕組みを理解しよう

最も節約項目の多い電気代。まずは料金の仕組みから理解していきましょう。(ここで紹介するのは東京電力の場合です。他の電力会社の場合では、当てはまらない部分があります事をあらかじめご了承ください。)

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アンペア数で変わる基本料金

電気料金には2種類あります。「基本料金」と「電力量料金」です。「基本料金」とは契約アンペア数によって違いがありますが、毎月定額を支払うものです。以下はそのアンペア数ごとの料金の一覧です。

アンペア数による基本料金の違い
アンペア数 基本料金 ブレーカーの色
10A
273.00円
15A
409.50円
20A
546.00円
30A
819.00円
40A
1,092.00円
50A
1,365.00円
60A
1,638.00円

※基本料金は税込み価格です。

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アンペア数(基本料金)は変更する事ができる

アンペア数の変更は無料

アンペア数(基本料金)は電力会社に依頼して変更してもらう事ができます。

アンペア数の変更には手数料はかかりませんが、原則は年間契約なので、一度変更したものを短期間のうちに再び変更する事はできない場合があります。

できたとしても二度目の変更には手数料がかかる場合がありますので注意してください。

またアンペア数の変更には大家さんに話をしておくと、後々トラブルにならずに済みます。

どこまで下げられる?

4人家族のマンション住まいであれば30A、一人暮らしであれば20Aで生活していく事は可能です。

ただしエアコンをつけながら、電子レンジを使ったり、掃除機を使ったりするとブレーカーが落ちる事がありますので、注意は必要です。

4人家族で20Aにしてしまうと、ちょっとした事で簡単にブレーカーが落ちる可能性が高まるので、避けたほうがよいかと思われます。

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アンペア数(基本料金)を下げると電気代が上がる?

某電力会社のサイトには、アンペア数を下げても電気代全体が下がるとは限らないと書いてありますが、一般家庭においてそれはありえません。

アンペア数を下げる事で以下で紹介する、使った分だけ料金のかかる「電力量料金」の単価が変動する事はありません。

どのアンペア数でも「電力量料金」の単価は同じです。ですので、アンペア数を下げればその分電気代は確実に安くなります。

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使うほどに割高になる電力量料金

「電力量料金」は使った分だけ請求される料金で、使えば使うほど単価が高くなる仕組みになっています。300kWhを超えると最初の単価のおよそ1.5倍も割高になります。

  • 120kWh未満:1kWh当たり18.89円
  • 120kWh以上:1kWh当たり25.19円
  • 300kWh以上:1kWh当たり29.10円

※料金単価は2013年10月のものです。120kWhと300kWhの境目が電気代を安く抑える大きなポイントとなります。

一度明細書を確認してみてください。

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まとめ

  • アンペア数で変動しない固定費、基本料金が確定します。
  • アンペア数は電力会社に依頼して下げてもらう事ができますが、何度も変更する事はできないので慎重に行いましょう。
  • 4人家族のマンション住まいであれば30A、一人暮らしであれば20Aでやっていく事は可能です。
  • アンペア数(基本料金)が下がっても、電気量料金の単価が変動する事はないので心配いりません。
  • 電気量料金は、三段階で使えば使うほど単価が上がる仕組みです。
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日時: 2013年10月23日 17:36:男の節約道節約術電気代節約節電の基本

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管理人紹介

サムリ。1974年4月生まれ、東京都出身、埼玉県在住。二児の父。フリーランス。

安月給の会社に就職と同時に一人暮らしをはじめる。貧乏を経験するも、そこで家計のやりくりに目覚め、結婚資金を貯める事に成功。転職を経て、結婚。その後フリーランスとして独立。収入は不安定ではあるが、現在も節約生活を実践し頑張っています。詳しいプロフィールはこちら

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