サラリーマンが残業しないで定時で帰る為の時短術
サラリーマンの時間の無駄は、ダラダラと惰性で行われている残業です。ここでは成果を上げつつ、定時に帰れるようにする為の仕事術を紹介します。
残業を奨励し評価する風潮に疑問
そもそも残業をしている人は頑張っている=評価の対象になるという風潮が筆者は疑問に感じます。
同様に、社内または部内の大勢が残業しているのだから、協調して一緒に残業しないといけないという風潮にも疑問を抱きます。
本来残業とは、与えられた仕事を定時内に終わらせられなかった人が仕方なくするものです。
逆に定時内に仕事をきっちり終わらせられる人は、評価されるべきです。
定時に帰るという目的を明確に持つ
まずは定時に帰るという目的を明確に持ちましょう。必ずしも毎日帰れるとは限りません。しかしそれでも目的として明確に持つのと、惰性でダラダラと残業ありきでいるのとでは、得られる成果に雲泥の違いがあります。
そして同時に強いハートを持ちましょう。先ほども述べましたが、現在の日本の社会はまだまだ残業至上主義が根強いです。
批判的な意見や、やっかみ、妨害等が出てくる可能性も十分にあります。それらの反対勢力に負けないよう強いハートで挑戦しましょう。
定時内の無駄を徹底的に改善する
定時内で考えられる無駄を徹底的に洗い出し、一つづつ改善していきましょう。
机の上やPC内のデータが散らかっていないだろうか?
データや書類を探す時間ほど無駄なものはありません。いつでもすぐに必要なものが取り出せる状態に保つのが、仕事を早くする秘訣です。
仕事終わりの毎週金曜日の仕事終わり、または月曜の朝一に掃除や整理整頓をする習慣を身に付けてみましょう。
無駄に休憩ばかりしていないか?
やたら頻繁に休憩と称して、たばこを吸いに喫煙室に行って、上司や部下、同僚と無駄話をしていないだろうか?
その作業はもっと簡略化できないだろうか?
今行っている作業はもっと効率的に簡略化できないだろうか?自動化できないだろうか?
もっと便利なソフトはないか探してみる。現在使っているエクセルやワードをもっと勉強すれば、さらに便利な機能を活用できるかもしれません。
会議の時間にリミットを設けているだろうか?
ダラダラとたいした意見の出ない、身のない会議ほど無駄なものはありません。会議を統括する立場にあれば、会議の時間のリミットを区切って開催しましょう。
議事録を取り、時間内に結論が出ない場合は、各自に宿題を与えて、後日改めて開催した方がダラダラ会議をするよりも中身の濃い会議になります。
統括する立場にない場合は、上司に会議に時間をリミットを設ける事を提案しましょう。
集中タイムを設けて一気に仕事を片付ける
1日のうちに2時間〜3時間ほど、電話やメール等をシャットアウトして集中する時間を設ける事も重要です。
リストを作って優先順位をつけているだろうか?
やるべき事をすべて洗い出して、全体を把握して優先順位を付けて、仕事をしているだろうか?
急ぎの急な案件が舞い込んできた時はスケジュールを都度切り直す。優先すべき案件が発生するという事は、同時に遅れる案件がある事を理解し、今日はやらない案件をきっぱりと決めるのも重要です。
残業の代わりに早朝から開始してみる
早起きをして残業の代わりに早朝に出勤するのも方法の1つ。
早朝なら会議も電話もメールも来ません。集中タイムにするには最高の時間です。
夜よりも朝の方が脳がクリアで集中しやすいですし、通勤ラッシュを避ける事もできるので朝のスタートダッシュが全然違います。
明確に成果を出しアピールする事を忘れない
黙って仕事をこなして定時に帰っているだけでは、周りの人から評価されない可能性があります。
終わらせた仕事、出した成果については、周りにアピールしていく事も重要です。
ダラダラ残業している事は決して評価に値することではないという事、定時に帰っても変わらぬ成果を出せるという事を理解してもらわなければ、早く帰れはしますが、立場を悪くするばかりです。
まとめ
- 残業が評価の対象になる風潮、協調して残業しないといけないという風潮に疑問です。
- 実際に帰れる帰れないは別としても、定時に帰るという目標を持つか持たないかで、帰宅時間は全然違ってきます。明確な目的を持ちましょう。
- ただ定時に帰るのではなく、無駄をなくし効率を上げて、成果を上げた上で定時に帰れるように日々工夫し改善していきましょう。
- 終わらせた仕事、出した成果をしっかりアピールしていく事も重要です。
日時: 2014年01月15日 17:13:男の節約道 > 節約術 > 時間管理術
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