イニシャルコスト【initial cost】
ここではイニシャルコスト【initial cost】について解説しています。
イニシャルコストの意味
建物の建設や、機器や設備を導入する際にかかる費用を指します。対義語はランニングコストといって、導入後にかかる費用の事を指します。
イニシャルコストは固定費、ランニングコストは変動費という扱いになります。
解説
家庭におけるイニシャルコストとは?
電化製品や車の購入費用や、賃貸契約やマイホーム購入にかかる初期費用がイニシャルコストと言えるでしょう。
イニシャルコストの下げ方
イニシャルコストを下げるには、複数から見積もりを取り、比較検討する方法があります。現在は、電化製品や車、部屋探し、家探しどれもインターネットに多くの比較サイトがありますので、最安値を探しやすい環境といえるでしょう。
担当窓口の人がいる場合は、そこからさらに値引き交渉できる場合もあります。
ランニングコストにも目を向ける
注意したいのはイニシャルコストを下げる事だけを重視しすぎて、ランニングコストが上昇してしまう点です。
例えば、電化製品。
無料で友達からもらえる10年以上古い中古の冷蔵庫と、購入費用がかかる新品の冷蔵庫。当然中古の冷蔵庫はイニシャルコストはゼロですので、お得です。
しかし日本製の電化製品の技術進歩はめまぐるしいものがあり、10年以上前の中古と最新の電化製品では、消費電力すなわちランニングコストに大きな差が出てきます。
年間で計算するとなんと万単位で電気料金に差が出る場合もあるのです。
具体的なケースで年間に2万円も電気代に差が出るケースがあります。5年も使い続ければ実に10万円も多い出費に。長い目でみると、無料で手に入れた冷蔵庫の方が出費がかかってしまいます。
イニシャルコストがゼロで得したつもりでも、ランニングコストを考慮してみると、最新の省エネタイプの電化製品を購入した方が、コストを低く抑えられる場合があるのです。
イニシャルコストとランニングコストの両方を確認して総合的に判断しましょう。
日時: 2013年09月28日 16:31:男の節約道 > 節約術 > 用語集
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用語集
- 節約【せつやく】
- 倹約【けんやく】
- 節電【せつでん】
- 節水【せっすい】
- 勿体無い【もったいない】
- ケチ【けち】
- イニシャルコスト【initial cost】
- ランニングコスト【running cost】
- 待機電力【たいきでんりょく】
- 消費電力【しょうひでんりょく】
- 消費電力量【しょうひでんりょくりょう】
- 都市ガス【としがす】
- LPガス(プロパンガス)【えるぴーがす(ぷろぱんがす)】
- ペイする【ぺいする】
- 節水コマ【せっすいこま】
- 底値【そこね】
- おつとめ品【おつとめひん】
- 安物買いの銭失い【やすものがいのぜにうしない】
- 悪銭身につかず【あくせんみにつかず】
- 金の切れ目が縁の切れ目【かねのきれめがえんのきれめ】
- 損して得取れ【そんしてとくとれ】
- 時は金なり【ときはかねなり】
- 光熱費【こうねつひ】
- 金持ち喧嘩せず【かねもちけんかせず】
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- コストパフォーマンス【cost performance】
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